には、創業以来続けてきた「お客様第一主義」「品質至上主義」「環境整備」の3つの努力がある。仕事の原点である環境整備を向上させることで、品質の高い商品となり、結果、お客様に喜ばれている。橋本社長は言う。「設立当初、フィリピンの工場で作ったものは8割が不良品でした。しかし、環境整備を行った結果、見事に品質向上に繋がったのです。今まで、環境整備活動を積極的に取り組んできた結果、お客様や他企業からも評価をいただいています。」環境整備活動が、ディーズガーデンの原点のようだ。（写真：代表取締役社長　橋本和良）

環境整備活動

ウェルカムボードの出迎えで、ドアを開けると明るく元気な挨拶が好印象だった。社内は、整理整頓がきっちりとされていて、とても気持ちが良い。あたりまえのことのように思えるが、なかなかできないことだ。ディーズガーデンは、【礼儀・規律・清潔・整頓・安全・衛生】の「環境整備活動」に力をいれている。必要な時に必要な道具や部品が必要なだけ届く環境である事。これが環境整備の原点だ。これまで会社全体で取り組んだ結果、品質向上に繋がり、１０年前には、ISO9001を取得した。事務所に入った時のこの気持ち良さは、ここからきているようだ。

開発　デザイン　生産

卓越した技術と、アート性豊かなデザインが魅力の商品がある。おしゃれでかわいらしく、女性に人気の商品がある。それが、ディーズガーデンのブランドの商品だ。商品は同じ敷地内で、開発からデザイン、製造まで、すべて自社で行っている。商品の要となるデザインは、お客様とのディスカッションから方向性を決め、ライフスタイルに合わせたものを形にする。そして、イメージしたものは、オーセブンのＣＡＤを使い、モダンな建物など、様々なシーンに合わせてコーディネートしながら、イメージを固めていく。最近では、３Ｄプリンターで、試作品の原型を作成できる仕組みを取り入れ始めた。工場では、細かい加工を、長年の経験を持ったスタッフが丁寧に仕上げている。驚いたのは、事務所も工場も、環境整備の精神が行き届いており、きれいな仕事をしている印象を受けたことだ。デザイン性が高く、品質の良いものが出来上がる課程を垣間見ることができた、貴重な１日となった。