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オバマはネット戦略で 大統領選挙を勝ち抜けてきた。
一方 日本の選挙は なぜか ネット上での選挙運動は禁止されていました。


しかし 実態は 選挙日が近づくにしたがって アクセスは活発になってきました。

ビデオリサーチインタラクティブ(VRI)がまとめた推計値では 
「8月30日の衆院選直前に政党のインターネット広告量は大きく増え、投票までの1週間(8月24―30日)でパソコンに広告が表示された回数は合計2億5994万回と、公示前の約2倍に達した。大手ポータルや新聞社などが開設した衆院選関連サイトの訪問者数も、投票日までの2週間に各週100万人前後の伸びを示し、24―30日には344万5000人に達した」とありました。

ネットでの盛り上がりの中で 不評だったのは 自民党のネガティブ・キャンペーンでした。ネットはどんな世界なのか知らない人たちが作らせたと思わせる動画がありました。アキバで売った麻生さんも 実はネット知らずなのでしょう。
ネットでは情報を簡単に調べることができます。自民党の情報を見る人は その他の政党についてもしっかり見ることになります。比較検討・評価が簡単にできることがネット情報の特徴です。パソコンの前の有権者は 新聞の前の読者より 評価する人達なのです。こんな動画(例ー1 例ー2 例ー3)を見せられて評価を変える人はいませんでした。

今回の選挙実績から 選挙法改正を期待します。ネットを否定した選挙法を守ってきた勢力が政権の座から引きずり落とされたのですから。政治にも行政にも IT化をもっと進めるべきだといえます。