【営業現場から】2010/05/01
「安心」をお届けできるよう頑張ってます
昨年度の「心理的な不況」状態から少しずつですが市場や心理も好転し始めているように感じます。
私は担当が営業ですのでお客様と話すことが仕事の一つです。「落ち込んでいても何も変わらない」「できる範囲で進んでいく」と言うような少し前向きなお話を聞かせていただけるようになってきています。
(＾＾；
昨年の不況風や後ろ向きな考えの伝染はすさまじいものでした・・・。実態以上の不況感に振り回された1年。日本中がモチベーションを失った1年。モチベーションとモラルが逆効果を産むと本当に恐ろしいと感じた1年でした。でも、大企業から少しずつ改善の兆しが生まれてきています。
建築業界は国内生産業の下流にある業界ですから、改善の兆しはもう少し先になると思います。個人消費が盛り上がらなければなかなか難しい業界でもあります。「安心」という生活する上での大前提が再構築されれば早期にも改善されていくでしょう。
生き残り成長していくためには今何をしたら？
私のような若輩にも質問をしていただける機会が増えています。その時私がお答えさせていただくのは下記の3点。
1：中間マージンを稼ぐ仕事は行き詰る・・。下請けから直受けへ。
2：地域に特化していく努力が必要。(従来の売りっぱなしではなく、継続的なアプローチ、情報発信を)
3：モチベーション低下は恐ろしい・・。安心できる会社に。一丸となった会社は伸びていく。
1と2に関してはインターネットの活用ですでに効果をあげている会社があります。低コストで少しの手間でできるので早めにスタートをしてください。(ご相談等ございましたら気軽にご連絡くださいませ。)3に関しては日経ダイアモンド等でも書かれていますが、アメリカ型経営が全て正解ではなく、従来の日本型経営のよい面を加味した新日本型企業が大きく成長しているというリサーチ結果もでています。こんな不確実な時代だからこそ、「家族」の上のもう一つ大きな集まりとして「会社」というものが、「安心」の核として認知されてきているのでしょう。
「お前の会社のライバル会社はすぐに社員が変わるが、お前のとこは代わり映えせんなぁ・・・」と笑いながら言われるお客様が多いです。最近は最高のほめ言葉だなと感じて、そして感謝しております。
「家庭」は「家」と「庭」です。それを作り上げる会社こそ「安心」を作る会社だと思います。弊社もその業界のメンバーとして「安心」をお届けできるよう頑張ります。
