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 バージョン8.5に新しい機能が付加されました。今回は、近日公開予定の「バックアップ先指定自動保存」を紹介させていただきます。

 この機能は、現在バージョン8.5に標準装備されている自動保存機能を改良して、機能を拡張したものになります。

 従来の自動保存は、エラーが生じた時の対策でオーセブンCADのシステム上で管理するシステムになっていました。そのため、オーセブンCADに負荷がかかるような時に、システム内にバックアップデータを保存している形式を取っていました。

 今回の機能は、オーセブンCADのデータを保存した時に、その保存したデータを任意で指定したフォルダにバックアップを取るシステムになっています。

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 オーセブンCADの環境設定を選択すると、左図の画面が立ち上がります。この赤枠部分が、今回追加された機能になります。

 ここで、自動バックアップ指定にチェックを入れ、参照ボタンでバックアップ先を指定すると、この機能がONになります(バックアップ先を指定しない限り、この機能は動作しません)。
 なお、バージョン8.5を再起動してもこの設定を覚えていますので、一度設定するだけで問題ありません。

 なお、バージョン8.5を再起動してもこの設定を覚えていますので、一度設定するだけで問題ありません。

 正しく動作すると、データを保存した時に、指定したフォルダに保存した日付フォルダが作成され、その中に「保存ファイル名+保存時間」でファイルができあがります。

 ご注意いただきたいのは、この機能を動作させると指定したバックアップ先にファイルがどんどんバックアップされていくことです。

 バージョン8.5では、バックアップ先のデータ最適化は行いませんので、この機能が動作している限りは保存するごとにバックアップデータが作成されていきます。そのため、継続してこの機能をお使いになると、ハードの容量が足りなくなる場合があり、バックアップ先の整理を定期的に行う必要があります。

 このように少し注意がいる機能になっていますので、この機能をお使いになるお客様は、PCの扱いに慣れた中〜上級者のお客様にお使いいただければと思います。