pdf_v
今までもPDFに変換できるフリーソフトをいくつか紹介して来ましたが、先月7月に登場してから約1ヶ月、私が使ってみたところ、今までのものよりも使い勝手が良いと感じましたので紹介します。

Cube1
紹介するのはCube PDFです。
2010/07/07に公開された国産のPDF変換ソフトです。
仮想プリンタドライバ・タイプであるため様々なアプリケーションから印刷するのと同じ操作で書類をPDF 化できます。

技あり機能として、すでにあるPDFファイルに追記することが出来ます。
ですから、1つのファイルに第一版、第二版とまとめて保存することが出来ます。
Cube2
セキュリティ設定ではファイルを開く際にパスワードを要求するように設定できるほか、印刷、テキストや画像のコピー、フォームへの入力、ページの挿入・回転・削除を個別に制限できます。
Cube3
フォントの埋め込みに対応しているので、特殊なフォントを用いた文書でも意図した表示を保ってPDF化することが出来ます。

保存形式も多彩で、PDFのほかに、JPEG/BMP/PNG/TIFF/PS/EPS/SVG画像にすることができます。

日本の方が作っているので、日本語に強いのがうれしいです。
いくつも同タイプのPDF変換ソフトがありますが、ファイル名が文字化けてしまったり、ファイルパスに日本語があると保存できなかったりしましたが、これは正しく動作します。

無料なのに、これだけ機能があるのは珍しい上に安定して動いてくれているのでオススメです。
【著作権者】株式会社キューブ・ソフト
【ソフト名】CubePDF
【動作環境】対応OS:Windows XP / VISTA / 7 ※ 32bit/64bitに対応
        Microsoft .NET Framework 2.0 / 3.0 / 3.5 のいずれかが必要となります



※.NET FrameworkがインストールされていないPCでインストーラーを実行したときに、Microsoftの.NET Frameworksをダウンロードできるページに飛ぶことが出来ますが、「ver4」のページに飛んでしまい、それをインストールしてもCubePDFのインストーラーは動作いたしません。ver2.0〜ver3.5の.NET Frameworkが必要ですので、こちらの公式ページからver3.5をダウンロードし、インストールしてください。