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　2010年末にエクステリアVRを発売させていただきました。今回から、何回かに分けて開発中の話をさせていただこうかと思います。専門的なことは除いて書こうと思いますので、コラム程度に考えていただければ幸いです。

○iPadって良いよね
　2010年も3ヶ月が経った頃にiPadが発売されました。その時は、ニュースなどでも大きく取り上げられ、お客様も興味を持たれた方も多いかと思います。弊社も興味を示しており、実際に購入して触ってみると、「新しいプレゼンの形式になるのでは？」という思いがわきました。

　往々にして、こうした新しいサービスなどは弊社の商品開発の原動力になります。もちろん最初は「iPadで何かできないか？」「iPadでCAD的な動きができると良いよね」という、漠然としたものです。

○具体的にどうする？
　ここから、具体的な商品イメージを模索していきます。現在の07の作業状況や開発期間等を考慮して、商品仕様を決めていくわけです。

　今回のエクステリアVRは、iPad上で動かせるものという命題があります。そのため、iPadが話題になっているうちに出さなくてはいけません（商品価値が下がる可能性があります）。

　こうした状況を考慮して、iPadに触れながら検討した結果、ウェブ上で動作する物にしようということになっていきました。そうすることで、iPad上の動作もそうですが、ウェブブラウザでも動作するため、お客様の環境を選ばないという最大の利点が生まれた訳です。

　さて、具体的な商品イメージや仕様がおおかた決まりました。次回は実際の開発作業についてお話させていただきます。