【レポート】2007/03/01
パソコンと太極拳(3)
1週間の内の5日〜6日は仕事でパソコンの前。週に1〜2回(土〜日曜日)はスポーツジムへ。理想通りにはいきませんが、仕事の合間に運動を取り入れています。
ジムでは、土曜日に「楊 明時・よう めいじ の太極拳二十四式」を1時間半ぐらい参加しています。1ヶ月に3〜4回。かれこれ18ヶ月経過したところです。
さて今回は、太極拳二十四式の中国名称のご紹介でしたね。・・・日本語にもある漢字(中国名称)です。漢字から二十四式の内容を連想していただければ幸いです。カタカナは中国語読みです。
まず、大宇宙へ、両手を頭上に「十字」に構え挨拶します。この動作を「十字手/シツシォウ」といいます。この構えから太極拳二十四式に入ります。
■一式:起勢/チシ(始めの動作)
■二式:野馬分鬃/イエマフェンゾン(野原を駆ける馬のたて髪のような動作)
■三式:白鶴亮翅/バイホリャチ(白い鶴が羽を広げるような動作)
■四式:挼膝拗歩/ロウシヤオブ(膝を払いながら歩を前に進める動作)
■五式:手揮琵琶/シォウホエビバ(琵琶を奏でる姿)
■六式:倒捲肱/ダオジュアンゴン(手を交互に廻しながら後退する動作)
■七式:左攬雀尾/ヅゥオランチュエウェイ(左から孔雀の尾を掴み引く動作)
■八式:右攬雀尾/ヨウランチュエウェイ(右から孔雀の尾を掴み引く動作)
■九式:単鞭/ダンビェン(片手で鞭を持つ動作)
■十式:雲手/ユンシォウ(雲海の中の雲の流れを手で表現する動作)
■十一式:単鞭/ダンビェン(片手で鞭を持つ動作)
■十二式:高探馬/ガオタンマ(高いところから馬を探す動作)
■十三式:右蹬脚/ヨウドンジァオ(右足を蹴りだす戦いの動作)
■十四式:双峰貫耳/スゥアンフォングァンアル(両手で相手の耳をはさみ打つ戦いの動作)
■十五式:転身左蹬脚/ズゥアンシェンヅゥオドンジァオ(体の向きを変えて蹴りだす戦いの動作)
■十六式:左下勢独立/ヅゥオシアシドゥリ(左下低い姿勢から片足立ち)
■十七式:右下勢独立/ヨウシアシドゥリ(右下低い姿勢から片足立ち)
■十八式:左右穿梭/ヅゥオヨウチュアンスオ(頭を守りながら左右斜めに拳を打つ戦いの動作)
■十九式:海底針/ハイディセン(海底の針をすくい上げる動作)
■二十式:閃通臂/シャントンベイ(両手を前方に押し出し、受け流す動作)
■二十一式:転身搬攔/ズゥアンシェンバンランチュイ(方向を変え裏拳で打つ戦いの動作)
■二十二式:如封似閉/ルフェンシビ(両手で相手を封じ込める戦いの動作)
■二十三式:十字手/シツシォウ(大宇宙に対し収めの姿勢)
■二十四式:収勢/シォウシ(終わりの姿勢)
もともと太極拳は、鶴と蛇の闘争からヒントを得て創作されたと伝えられ、外敵から身を守る武術の源と位置づけられているようです。たゆまず練習を積み重ねることによって、健康を支える医療体術とも。
画像は、私の好きな太極拳の動作です。腹筋背筋、足腰を鍛えることによって表現できる姿です。・・・・お蔭様でパソコンに向かう姿勢が正しくなりました。