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オバマ大統領の再選が決まりました。オバマの選対本部のITチームは超一流レベル。1000人の専門スタッフで技術開発や運用チームを立ち上げ、TV・CMなどと連動した一番効果的な選対マーケティングをしました。一方ロムニーは外注のスタッフでお座なりな対策しかできませんでした。
今回の46回総選挙で日本の政党はどのような対策を立てているのでしょうか?まだ流動的な状況ですが 各政党のHPを見て見ましょう。


日本では 未だに選挙時インターネット利用を解禁されませんでした。決められない政治遅れた政治を表していると云えます。(;_;)
選挙ムードが高まり、放りっぱなしだったHPが一斉に作りな直されています。付け焼刃的にリニューアルされた政党もあります。今回の選挙をIT戦略的にどの政党が優勢か見てみましょう。

前回の総選挙と決定的に違うのはスマートフォンやタブレットの普及です。またSNSなどの普及でその利用が何処まで進んでいるかがキーになると云えます。パソコンと他のデバイスとの連携まで検討されているかが今回のポイントでは無いでしょうか。

各政党ではSNSなどの利用はほぼ一巡しています。メルマガ YouTube にこにこ動画 Ustream 携帯サイト(スマフォ、非スマフォ) QRコード などです。

そこでFacebookとTwitterで各党の人気度を見てみましょう。(調査は11月27日)


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(共産党のTwitterは幾つかに分かれていてこれは新聞赤旗です。維新の会ははっきりしていないので橋下徹氏個人のTwitter。同じく国民の生活第一も小沢一郎事務所のTwitterを参考数字にしました。)


TwitterとFacebookで見て、はっきり言えることは民主党は全く人気が無く前回のネット戦略より明確な意思もなく混乱している感じがします。現段階で一番力が入っているのが自民党です。パソコン、タブレット、スマートフォンとデバイスの違いSNSとの組み合わせて情報を流しています。この姿勢は共感を得ることでしょう。

選挙は水物と言われます。インターネットの利用はまだ認可されていませんが、浮動票対策としもIT戦略は大変重要で 選挙結果に影響すると云えます。たとえネットでの選挙運動が禁止されているとしても、ドブ板や選挙カーでの運動よりネット情報が 今までより影響を与えることは間違いありません。

ビジネスにホームページを活用するのは当たり前になってきましたが 更にSNSを併用する時代に突入して、タブレットやスマートフォンなどの活用が重要になっています。 今回の選挙で我々が学べる点では無いでしょうか。

(11月27日15時 日本未来の党 びわこ宣言が嘉田知事から発表 これからどうなるか 選挙は振り出しに戻ってしまいました。ホームページからでは推測できない状況になってしまいました。)