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最近 ビットコインの話題が多くなりました。ドルや円の紙幣とは違いまだまだ実際日常化しているものではありません。紙幣については、デフレ解消、減税のためにも日銀券から政府発行券の話も出てきています。しかし暗殺された米大統領4人は 皆、ドルの発行権を国に取り戻すと言い出した人達でした。紙幣改革は根本的で大きな問題を含んでいる話です。

ビットコインは紙幣ではなく 手形に近いものです。簡単に云えば、お金の物流革命です。
発行された手形が偽造されたものでなく発行者がはっきりしていることをIT化によって保証できる決済手段です。銀行やクレジット会社を介在しないのでやり取りの経費が格段に下がることで経済的で利用価値が高いと云われています。

世界中にビットコインの会社は数多く これからも参入者が多くなるでしょう。しかし現行体制と矛盾したり敵対する関係になる前に抑えこもうとする動きも当然です。今回のマウントゴックス(Mt.Gox)の取引停止は世界中のマスコミが騒ぎ立てています。倒産、マネーロンダリング、麻薬売買、詐欺、搾取、安全性やバグ、ウイルスなどブラックイメージを報道しています。今回はビットコインを投資物とみなしマネーゲームに奔走した人達の、自己責任の問題です。騒ぎ立てるほどの問題ではないと思います。

ビットコインによって銀行やビッグマネーを持つ人々が変化を嫌い マスコミを使ってビットコインの問題点を述べて立てています。予想通りの動きです。

情報革命で今世紀、最も大きな変革をもたらすのがビットコインでは無いでしょうか?
AからBへ 決算をする時 Aから銀行、カード会社からBへというルートが変わる事です。実現すると金融システムに君臨するビッグバンクの影響力が無くなり経済理論も変化するでしょう。ひいては日銀などの中央銀行の活動も弱体化していくことでしょう。

買物が金利も経費もわずかでできるようになると 経済活動はよりスピーディーで活性化します。ネットでの買物もビットコインで行えばもっとスムースに成ります。

世界経済の枠組みが変わる お金がお金を産んでいく現行体制が変化することで 1:99(超大金持ちと99%の貧乏人)問題が解決する現実的な手段として期待されています。ひいては世界平和が実現し戦争のない社会の実現も夢ではないと云えます。

ビットコインは、世界は一つ人類皆兄弟を情報化社会で現実化する有効な手段では無いでしょうか。抵抗は大きく簡単には実現しないでしょう。しかし流れは紆余曲折はあっても実現に向けて動き出しています。人類は叡智を傾けてこれを実現して欲しいと思います。戦争のない世界の実現に向けて。