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日本を含めて7か国のスマートフォン・タブレットアプリのランキングを見られる「QuerySeeker(クエリー・シーカー)」というサイトがあります。日本、アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、ドイツ、イタリアのiPadアプリのランキングを見てみますと、それぞれの「お国柄」がみられます。

ClipboardImage QuerySeeker(クエリー・シーカー)(http://queryseeker.com/)には、直近の一週間の1位〜25位のランキングが表示されます。「国」と「デバイス(iPhone/iPad等)」、「有料/無料」を選択できます。 今回は、iPad用の有料アプリについて各国の違いを見てみました。
:仕事用アプリ
:ゲーム類
□:その他
上のランキング表は、日本の有料アプリのものです。仕事用、ゲーム類、その他に色分けしてあります。
仕事用のアプリがそれなりに多く含まれているのがわかります。直観的に違和感のないものに見えます。
■■■仕事用:33%
■■■ゲーム:27%
□□□□その他:40%

アプリのランキングは、ダウンロード数、アプリの起動回数、利用時間などを総合的に判断して評価されているといわれています。単なるダウンロード本数ではない総合的な評価ですから、iPadを利用している実態に合っているものになっていると思われます。

※スケジュール関係のアプリやメモアプリなどは「仕事用」に分類してあります。辞典や交通、天気などは「その他」に分類してあります。子供用の教育アプリ等も(ゲームに見えますが)「その他」にしてあります。

日本人の私たちには「iPadは仕事用」という感覚があるように思いますが、海外の方はどうもそうではないようです。各国の同様のグラフをご覧ください。日本だけ、特異であることがわかります。



有料アプリ(iPad用)

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日本
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アメリカ
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イギリス
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フランス
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ドイツ
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イタリア
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スペイン

外国の皆さん、ほとんどゲームです。
日本だけが「その他>仕事>ゲーム」という比率で、その他六か国は全て「ゲーム」が断トツに高い比率となっています。 しかし、その内容は各国で少しずつ違っています。アプリのアイコンの絵(下の図)を見ていただくとわかります。上のグラフの元になっているランキング表です。


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日本
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アメリカ
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イギリス
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フランス
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ドイツ
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イタリア
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スペイン
アメリカとイギリスは中身がよく似ています。
フランスもイギリスとは比較的似ていますが、アメリカとは少し離れます。 
ドイツはそこにしかないアプリが5つほどありますが、イギリス、フランスとは比較的似ています。
イタリアは内容が半分ほど入れ替わり、さらに離れます。
スペインは、イタリアとフランスのちょうど中間的な配分になっています。
言語の違いはもちろんですが、それ以上に地理的な位置関係の影響を強く感じます。 

日本はその中にあって、かなり特殊といえます。
言葉の壁だけではありません。日本のランキングに登場している仕事用アプリは、全て外国のものです。選択肢の制限ではなく、ユーザーの嗜好がランキングに影響を与えています。

日本人には、iPadという新しいデバイスを仕事で使いこなして、自らのビジネスを新しいステージに上げて行こうという意気込みがあると感じられます。使いこなすために投資している姿が、このランキングに現れています。タブレットを使ったビジネスは、この日本で新しい姿に進化するのではないでしょうか。

FingerPlan07ViewerなどのiPadアプリ(無料)も是非ご活用ください。