今、注目しているトレンドを３つご紹介します。
≪Internet of Thingsが世界を変えつつある≫
ドイツ政府が主導した「インダストリー4.0」プロジェクトが、世界に影響を与え始めています。第四次産業革命と云われているものです。蒸気機関の第一次産業革命、電力の第二次、計算機の第三次、そして、「モノのインターネット（Internet of Things : IoT）の力」を第四次と定義しています。あらゆるモノをインターネットにつなぐという発想や人工知能の発展は、すでに実際のビジネス現場に導入されています。日本においても、例えばLIXILでは、住生活におけるIoTの活用に向けた「LIXIL IoT House プロジェクト」を開始すると発表しています。これまで以上に可視化へ発展するモノ（商品）からの情報。その牽引力に注目です。
≪ネット販売は実生活に浸透し、大型商材へも拡がりが・・・≫
また、昨年は、サイバーマンデー（感謝祭の翌月曜日:クリスマス商戦の最初の月曜日で一年で最もネット販売が多くなるといわれている日）に米国のオンライン支出が30億ドルを突破するなど、ネット販売は生活に完全に溶け込んでいます。カード決済で手軽に買える利便性が、日本のネット通販売上げ6兆円突破（*）を牽引するなか、そこに自動車や住宅などの大型商材が出てこようとしていることに注目です。
（*）日本通信販売協会調査（調査期間：2015年6月18日〜8月21日）
≪Googleが39億人分の住宅プロジェクト≫
IT産業の雄、グーグルが 2050年までに地球上の人口増加と都市部への人口集中によって、39億人分の住宅が作られることになると、住宅部門に参入の構えを見せています。これは、リフォームやエクステリア市場の未来を見据える上で注目です。
さて、IT化は、クラウドやビッグデーターの活用で私達が想像する以上のビジネスを促すのではないでしょうか。これからの１０年は、これまでの１０年よりもっと劇的な≪未知なる発展≫があると注目しています。２０１６年のオーセブンも、創業２０年を超えて次のステージへ展開します。これからも皆様のIT化にお役に立つオーセブンとして、社員一同頑張ります。今年もよろしくお願い致します。
１月 １日 代表取締役 七海 崇
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