住宅の購買層が時代とともに変化し、食文化や生活スタイルも年齢によってかなり違うようです。
30半ばの購買層は昔と違い、車を所有する事が比較的容易で、車種やグレードも選択肢の豊富な時代を生きています。


最近では携帯やインターネットなど生活必需品も変化し、「車の維持費」と「今を楽しみたいという欲求」を天秤にかけ、今、食べたいものを食べ、好きな時に旅行に行き、買いたい服を買う。同じローンなら洋服や家具に利用する人が増えているようです。

タクシーや電車、も気軽に利用でき、レンタカーもグレードが昔と比較にならないぐらい良くなっていますから買わなくて十分という考え方もあります。

更に、今後の経済の変化で、車はお金持ちしか所有しない物になっていくような気がします。やがて、自動車メーカーも住宅に関連する物の生産に乗り出すのではないでしょうか。
極端ですが、もし、車を所有しなければカーポートは不要、その代わりに何にお金を使うかです。

庭や外構にお金を使ってもらうには、欲しいと思わせるプレゼン、宣伝がより重要になってきます。
少し、時代の先読みした今までと違う角度での商談が付加価値営業となり、価格競争に打ち勝つポイントになるのではと感じています。