三協アルミ新商品展示会2016:入り口
さる4/2、毎年ツインメッセ静岡にて開催される、三協アルミ 新商品展示会に行って参りました。

三協アルミ新商品展示会2016:受付
この日は、ちょうど静岡まつり。駅周辺では大名行列が出て多数の立ち見客が集まる賑わい。一方で、ここツインメッセ静岡でも、少しでも早く今年の新商品情報を得ようと、近隣のエクステリア建材販売工事店様が駆けつけていて、まつりに負けない熱気を帯びていました。

それでは、会場で目にした今年の新商品を順次ご紹介していきましょう。


キャスタイル


三協アルミ新商品展示会2016:キャスタイル
アルミ鋳物の新シリーズ キャスタイル。直線ベースのシンプルなデザインながら、ロートアイアン調の装飾でトラディショナルな雰囲気を醸し出す1型、単純な格子に見えて、角度や段差でディテールを加え、モダンなシーンにも合わせることの出来る2型、3型など幅があります。また通常のブロック上フェンスの他間仕切り支柱の独立タイプのラインナップなど、サイズ展開も充実しています。会場では、非常に繊細な剣先やバスケットなどの装飾を良く見ることが出来ました。
三協アルミ新商品展示会2016:キャスタイル
三協アルミ新商品展示会2016:キャスタイル
三協アルミ新商品展示会2016:キャスタイル
フィオーレ(タイプ追加)


三協アルミ新商品展示会2016:フィオーレ(タイプ追加)
ファサードエクステリアのフィオーレに、新アイテム追加。縦コーナーもあるデザイン笠木に、鋳物タイプのスクリーン、H600のコンパクトなフェンスなど。デザイン笠木にアルミ鋳物のスクリーンを組み合わせたパターンはとても重厚感があります。フィオーレの面白いところは、湿式のブロックに取り付けるのに拘ったところ。他社では乾式施工もありますが、現場でなまじブロック職人が組立もやるケースも多々あり、そうした場合、メインが湿式施工となるのは、アドバンテージとなります。化粧ブロックとのコラボレーションも考えられますね。この先の展開が楽しみなシリーズです。
三協アルミ新商品展示会2016:フィオーレ(タイプ追加)
三協アルミ新商品展示会2016:フィオーレ(タイプ追加)
三協アルミ新商品展示会2016:フィオーレ(タイプ追加)
S.ボーダー UCHIMIZU


三協アルミ新商品展示会2016:S.ボーダー UCHIMIZU
保水性の高い発泡セラミックをスライスして、ルーバーフェンスのパーツとして使うという贅沢な商品。保水性を活かした植栽ユニットも面白い試みです。またデザイン的に遊べるよう、アルミパーツも用意されています。さて気になるのが、ルーバーの向き。通常のルーバーフェンスと違い、交互に向きを変えています。これによりルーバーのすき間を通る風からの吸熱効率をあげる効果が期待できます。また会場のデモンストレーションで面白かったのが、このルーバーに降り注いだ雨水の動き。交互に向きが変わることで、雨水が満遍なくルーバーをぬらしていくんですね。これには目からうろこ。他会場でも同じ展示があったら面白いので是非ご覧になって下さい。
三協アルミ新商品展示会2016:S.ボーダー UCHIMIZU
三協アルミ新商品展示会2016:S.ボーダー UCHIMIZU
三協アルミ新商品展示会2016:S.ボーダー UCHIMIZU
パブリック・ウォール商品


三協アルミ新商品展示会2016:フレラインN7型
公共向け大型フェンスのフレラインに忍び返しタイプ追加。防犯性が向上します。
三協アルミ新商品展示会2016:ニューマイリッシュ
スタイリッシュなカーポート マイリッシュがリニューアル。柱と梁の取付や屋根の固定部分など細部で改良が行われたほか、間口3.4mや奥行き4.3mのバリエーションが追加されています。残念ながら会場では、駐輪場サイズのもののみの展示でした。
三協アルミ新商品展示会2016:ウェルハート
公共向け商品、バリアフリー新法などに対応した身障者用駐車スペース向けの上屋(うわや)。マイリッシュOKがベースと思われるデザインは最近のモダンな公共施設にも良く似合いそうです。
三協アルミ新商品展示会2016:アルテンダ
大型カーテンゲートのアルテンダ。サイズ展開が350ミリピッチでより細やかに。ハンドルは大きなトリガー式。それから学校などから要望の多かったマスターキー対応も。
三協アルミ新商品展示会2016::ビポール
車止め ビポールの地下埋設状況を模した展示。面白いですね。こうした普段見られない展示形式があるのも、単独展ならでは。
三協アルミ新商品展示会2016:STテラス42
こちらはウォールの特注品。STテラスの耐風性能42m/秒タイプ。
三協アルミ新商品展示会2016:晴れもようⅢ特注
テラス囲い 晴れもようⅢの躯体バルコニー仕様、コーナーのこの部分は2F以上での強風対応のため方杖ですが、布団も干せるように配慮されています。
三協アルミ新商品展示会2016:晴れもようⅢ特注
定評のある、三協アルミのウォールエクステリア特注システムの展示説明コーナー。一見地味ですけど、実は細やかなリフォームの要望対応には欠かせない情報満載。工事店様も熱心に聞いてらっしゃいました。
エアロシェード


さて、お待ちかね。前編ラストの商品紹介です。大型カーポートの新商品 エアロシェード。まずはその姿をご覧下さい。

三協アルミ新商品展示会2016:エアロシェード
三協アルミ新商品展示会2016:エアロシェード
三協アルミ新商品展示会2016:エアロシェード
三協アルミ新商品展示会2016:エアロシェード
出入りのし易い位置に柱を配置できるので、最近注目されている後方支持式のカーポート。間口は最大81サイズまで、車3台まで対応しています。特徴的なのは、このルーフ下部に付けられた方杖とも桟とも言える部分。この部分があるからこそ、全面に大きく張りだした部分を支え、圧迫感のない細目の屋根桟にすることができたとのことです。

対照的に大きな梁部分は重量が嵩むので施工にはユニックが必要。ただ鉄芯が入っていないので間口方向のカットは比較的自由に出来そうです。奥行き方向は屋根のデザインからしてカットは無理とのこと。屋根は4%の後ろ勾配となっています。

如何でしたでしょうか。単独展ですので、会場の広さを活かして、新商品一つ一つを丁寧に解説していて、良くわかる展示でした。これでほぼ半分ほど会場を回ったことになります。続きは後編をご覧下さい。