【コラム】2016/05/01
1,000万ページビュー
オーセブンが運営してる建材カタログサイト、e-tokoカタログが公開から7年を経て、累計ページビュー1,000万を超えました。毎年どんどん出てくる商品の情報を、毎日コツコツ更新しています。育てるには時間がかかりますが、アクセスが多く集まるサイトからは、結構面白い統計が取れます。
◆e-tokoカタログを見る人は?
e-tokoカタログはエクステリアを中心としたメーカー建材が掲載されているカタログサイトです。通常のカタログサイトとは違い、異なるメーカーの製品が混在した形で、商品を見ることができます。写真や定価、寸法情報などが含まれますので、エクステリアのプロの方や、エクステリアの工事をご検討中の一般の方などが見にいらっしゃいます。
◆アクセス数の波が業界の波
上のグラフはアクセス数の折れ線グラフです。これを見ると、エクステリアの市場に関する年間の周期が見られます。 年末年始とお盆の時期にアクセス数が低くなっているのが分かります。年末年始と間の八月で、ちょうどm字型に波があって、アクセス数が伸びるのは、5月と10月というのがこの業界の特徴のようです。工事店さんのお仕事が忙しいのは、6、7月と11、12月あたりなのかなと予想できます。
◆ブラウザとOSの情報から見えること
下のグラフは、e-tokoカタログを見るためのソフト「ブラウザとOS」の種類の割合です。2010年と2015年の内訳を抜粋しましたのでご覧ください。 5年の間にかなり状況が変わってきたことが分かります。見ていただきたいのは、ブラウザのInternetExplorerのシェアが大幅に下がった点と、Windowsからのアクセスが下がり、iOSやAndroidが増えた点です。
◆スマートフォンへの移行が速い!
2015年のOSを見ますと、iOS(iPhone/iPad)が19%、Androidが13%で、合わせて30%を超えています。全体の三分の一がスマートフォンです。この業界にもスマートフォンの波が完全に来ています。2010年にはスマートフォン・タブレットの合計で1%以下だったのですから、この5年間でサイトがスマートフォン対応必須になったと云えます。
◆パソコンソフトの更新がやや遅れ気味?
最新の統計では、日本国内のブラウザのシェアは、InternetExplorerとChromeが30〜40%程度で、Firefoxが15%程度といわれています。これはパソコンのブラウザのシェアですので、その割合の通りなら、アクセス解析のInternetExplorerのシェアは25%程度の数字になるはずです。しかし実際は50%あります。パソコンの買い替えや更新のスピードが日本全体の平均よりもやや遅れ気味なのかもしれません。
◆ホームページを使ってあなたの市場を掴みましょう
このように、業界に特化した大型のサイトは、普段は見えにくい情報を別の形ではっきりと見せてくれます。お客様のホームページでも、十分にアクセス数が増えれば数値を見ることによって地域の特性やユーザーの傾向を見ることができるでしょう。 それはすなわち、あなた専用のビッグデータです。ビッグデータは何も大企業だけのツールではありません。
どうぞホームページをよく活用していただき、あなたの市場の統計を手にしてください。リニューアルしたガルテン・ブログのホームページを是非ご覧ください。ホームページのスマホ対応含めて、お役に立つヒントが、見つかると思います。