【コラム】2016/05/11
eラーニングの今 (その1)
eラーニングは、本来は電子的な(electronic)学習方法という意味ですが、現在ではインターネットを使った学習方法というとらえ方が主流でしょう。大学や専門学校では入学時にまずパソコンを購入する時代です。「電子的でない」学習などは既にないのかもしれませんから、無理もありませんね。
オーセブンでもeラーニングシステム、e-Schoolオンラインを開講しています。実際の講師がリアルタイムにしゃべりますので、インタラクティブな(ユーザーがパソコンを見ながら対話するような形式の)講義となり、受講者の学習効果もあがります。受講者は徐々に増えています。 講師を招いた特別講習などは、特に人気があります。
e-Schoolオンラインを利用する最大のメリットは、移動時間が無くなることでしょう。事務所のパソコンの前で講義を受けられますので、拘束時間は講義の時間だけです。移動がありませんから、一日一時間を数日に分けて受講しても、無駄がありません。
eラーニングの仕組みが拘束時間を減らすという考え方は、小学生のお受験の世界にもあります。中学校受験を考えている子は、塾に行くのが一般的です。時には電車に乗って、隣町の塾まで毎日通うのです。友達との時間も習い事も全て排除して、塾に通うのです。 その環境が子供にとって良いと思わない親も多いでしょう。
お受験のeラーニングは、友達との時間や習い事も楽しみながら、中学受験や家庭学習もしたいという子供をターゲットにしています。学習時刻を自由に決められて、移動時間もないというメリットです。しかしながら、塾と比較すると、本人のやる気がより強く必要かもしれません。 逆に言えば、eラーニングの成功には、本人のやる気が不可欠ということかもしれません。