日本のスマートフォン市場のランキングでは、AppleのiPhoneが一人勝ちで、全体の60%を超えています。 ライバルのGoogle社が、この秋にpixel(ピクセル)という新しいブランドで対抗しようとしています。


Pixelで最も期待されるのは、スマホ史上最高のカメラ? 無限に写真の入るストレージ? それらも素晴らしいですが、やはり本命は、優れた人工知能(AI)に支えられた音声入力ではないでしょうか。 Googleの音声入力検索は、素晴らしいものです。

Androidスマートフォンをお持ちの方は既によくご存知かもしれませんが、iPhoneをお使いの方でもGoogleアプリで音声検索を無料で利用できますので、是非お試しください。
→Googleアプリ for iOS

【期待ポイント1】  喋れば教えてくれる グーグルアシスタント(Google Assistant)
Googleの新しいスマートフォン、Pixelには、グーグルアシスタントが搭載されています。 下の画像をご覧ください。 メッセージアプリでチャットをしているように、人間の質問にプログラムが答えています。



例えば
「ニューヨークのMoMa美術館の閉館時間は?」
と言葉で聞くだけで、必要な情報が表示されます。

Googleの人工知能の文章解析能力はすさまじく、私が体験する限りでは、AppleのSiriとは比較にならないほどの認識精度で情報がはじき出されてきます。

上記のiPhone用アプリでもその一端を体験することができます。
音声入力は、自動車を運転しているときなどにとても重宝します。 また、そんな状況ではなくても、スマートフォンの小さい画面で文字を入力するのは楽ではありません。グーグルアシスタントがあれば、年配の方や小さな子供でも、スマートフォンを使いこなせるようになるでしょう。


【期待ポイント2】 VR=スマートフォン
Google Pixelにはもう一つ、特徴があります。 それは、専用のVRゴーグルがあることです。 Googleの公式サイトのPixelの商品説明の最初のページにこの画像が載っていました。 Googleの出す最新のスマートフォンがVR対応とその周辺機器の広告を前面に出しているのは、時代ですね。


GoogleのVRゴーグルの説明ページ

立派なVRゴーグルですが、値段は79USドル (スマートフォンは含まれません) だそうです。日本では、1万円くらいで販売されるのでしょうか。 このゴーグルでオーセブンCADのスタンドインVRを見たら、どんな風に見えるのでしょうか。 この道具ひとつで工事の成約率がアップするかもしれません。注目すべきスマホとVRゴーグルです。