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地方営業に出ると、シャッター商店街をよく見ます。
昔は賑やかだった場所も大きなショッピングモールにお客を取られ個人商店はじり貧状態で撤退やむなしと言う状況でしょうか?主人不在の店舗シャッターに無造作にスプレーの悪戯書がされていて、いっそう寂しさを感じさせます。



スプレー塗装色の悪戯書き



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スプレーの悪戯書きと言えば、昔のニューヨーク地下鉄などを思い出します。
ストリートギャングが自分の縄張りを示すために描いた印とも聞きました。なかには見惚れるほど完成度の高い物も有りますが通常は写真の様にレベルの低い悪戯書きで地方経済崩壊の象徴の様に感じます。経済の停滞は人の意識まで下げてしまい醜い落書きが定常化している事が負のスパイラルを生んでいる様なやりきれない思いになります。

外壁やシャッターがキャンパス代わりにされている



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皆で通れば怖くない!皆で書けば何でもない?
大衆心理だと思いますが落書きされた外壁とかシャッターなど誰かが書いた後に書き足す時、悪い事だと言う意識のレベルは下がっていて連鎖反応の如く、次々落書きが書き足されている様な気がします。町内会の人は町の恥だと思い、毎回落書き消しに頑張ります。綺麗に塗装を落とした処に誰とも無く落書きを繰り返します。最初に書き入れる人には抵抗は有るが、新品のキャンパスに筆を入れる様なある種の快感で止められない様に思います。

単純な塗装色の外壁やシャッターだから悪戯される



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シンプルな塗装色だから悪戯書きされるのでは?
町を愛する人達が集まって落書き落としに頑張っていますが消したその後に、直ぐ落書きされると落ち込みますね。シンプルな塗装色の上塗り対応や洗剤で落書きを落としてもそれは悪戯書きしている人達に新しいキャンパスを提供しているそんな結果になっていませんか。それだったら、折角のキャンパスに自分たちで絵を書いたらどうでしょうか?地方の街々には昔から伝わる伝統や名所、旧跡、有名な芸能人などPRするアイテムは沢山有ると思います。それを画像として外壁やシャッターなどに描く事で街の活気を取り戻す一つの手段に出来ないでしょうか?

凸凹シャッターにも写真合成は簡単に対応出来ます。



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自分が撮影して来た写真や画像を簡単に合成する事が出来ます。写真合成ソフト「カタリノ」を使えば、写真合成機能の一つに下地を残すことが出来ます。これを使うと、シャッターの横のラインを残したまま色々な画像を張り付ける事が出来ます。商店街の長さを活かして、長い大名行列を描いてみるのみ面白いでしょう。実際にその様な商店街も実在します。外壁やシャッターをキャンバスに見ごたえの有る絵でも描けば商店街にも活気が戻るのでは?そんな時、カタリノで画像合成シミュレーションをしてみました。色々な画像のシミュレーションが出来ますので街の物語に合ったストーリーで演出出来ると思います。

まとめ



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落書きをする人達の気持ちは理解出来ません。ただ思う事は、この人達は絵が好きなのかな?ふと、そんな事を思いました。
絵の好きな人は、きちっと描かれた絵の上には中々悪戯書きが出来ないのでは?自分より上手い絵を否定する事は出来ないのでは?それなら自分達で我が街の外壁やシャッターを街のPR、宣伝の場としてはどうでしょう、そんな時、写真合成ソフトは様々なシミュレーションが出来る使える道具です。