【イベント】2017/05/11
EXE2017 展示会レポート(1)
先月、4/14(金)15(土)に東京ビックサイトで行われたエクステリアエキシビジョン2017。今回もメーカー各社から新商品目白押しでした。会場の様子をレポートいたします。
今回は、いつもの西1・2ホールではなく、一番奥に位置する東7・8ホールでの開催。この日は晴天で、まさにエクステリア業界最大のイベントを迎えるのに相応しい日和でした。もちろん現場日和でもあるのですが。 |
オーセブンは、東7ホールの中央付近にブースがありました。スタッフみんな背を向けててごめんなさい。開場前の準備中なんです。今回の注目はなんといっても、名称も変え新たなレンダリングエンジン「橘」を搭載し、従来の機能もブラッシュアップした「07CAD」。既存ユーザー様からまだCADを使ったことのない業者様まで幅広い方達にご覧いただきました。新レンダリングエンジンのパースも人気でしたが、図面を描いていくだけでおよその見積金額の表示される「リアルタイム概算」はかなり高い関心を持っていただけました。 |
それでは、会場内を見ていきましょうか。東7と東8ホールに別れていましたが、ご来場者に満遍なく見ていただくためか、直角三角形の頂点部分に当たる東8ホールから入場して、その後東7ホールに行ってもらうという動線が設定されていました。ということで、まずは東8ホールへ。
昨年発売のリアルフィットをユニット門柱に張り、設置するだけとしたリアルフィットウォール。和洋どちらにも合うデザインで5タイプあります。 |
コラボLEXから、石材商社ランド・インのブースをピックアップ。 メインの展示は、「ガビ デ ガビ」、いわゆる蛇籠ですが、基本的にパネルの組合せなので、オーダーなどの対応も可能だそうです。下の写真にあるように、ゴロタ石だけでなく、乱形の板石を立てて使ったり、角柱タイプのガビ デ ガビで柱材の根巻に使って見たり、とアイデア次第で色んな用途がありそうです。 |
ヨド物置の淀川製鋼所は、、ヨドガレージ ラヴィージュをベースに、趣味のスペースとしてカスタマイズ。ここ数年の展示では、自社商品の外装、内装カスタマイズによるブラッシュアップを提案していて、メーカーとして意欲的、大胆な試みだと感じています。側面に大きく「YODOKO BASE」と銘打たれています。 より高級感のあるエマージュIIは模型での登場。実物はありませんが、用意されていたVRゴーグルでは、高品質な屋内空間が体感できました。なお、名古屋では実物の出展があるようです。 また、ヨドコウベースの写真をハッシュタグをつけてSNSにアップすると、特製タンブラーがもらえるキャンペーンもやっていました。 |
半乾式工法の組積ブロックと、充填式のタイプ、2種類あり。縦筋はありますが、横筋に該当するのは、ステンレスの金具。今後他社が追随していくかはわかりませんが、建築ブロックも大きく進化を遂げていくのかも知れません。 |
「水のマエザワ」として、給排水管設備に永年取り組んできた前澤化成工業は、昨年に続いて今年も出展。カラフルな立水栓とパンを多数展示。エクステリアブランド「MELS(メルス)」シリーズです。 |
エクステリア照明、ポストで定評のあるパナソニックは、やはり一般紙でニュースとなったためか、宅配ボックスが大人気(写真は開場前)。新商品の宅配ボックス コンボ-F、集合住宅向けのコンボ-メゾンが中心の展示。(なお既存商品の生産供給が追いつかず、新商品の発売は6/1に延期となっている模様) | その他、宅配ボックスのコンボ スリムタイプ、ハーフタイプ、コンパクトタイプやエントランスポールのアーキフレームなど。 |
ブロックメーカーの東洋工業。こちらもブロックや平板だけでなく、立水栓やガーデンシンクなど様々なアイテムが並んでいます。 | やはり化粧ブロックを中心に新商品が注目の的なんですが、その中でも気になったのが、この「エレガシリーズ スギーウォール」、杉板型枠の打ち放しをイメージした、ユニークなブロックです。一時期登場した印刷表現の木目ではなく、天然木からの型取りと塗装で木調のニュアンスを上手く表現しています。 |
表札メーカーの老舗 福彫。落ち着いた雰囲気の天然石をつかったものや、愛らしいガラス製サインなど。円形のジュエリーストーンサインは高級感もあって女性に人気がありそうです。 | 女性の来場客が時折そばで良く見ていった、ジュエリーストーンサイン。丸く磨かれた天然石が、なるほど宝石のよう。ステンレス製フレームのエレガントな意匠も魅力的。 |