【開発現場から】2017/07/11
データから見る07CADのプログラム完成度
いつもオーセブンCADをお使いいただきありがとうございます。07CADがリリースされてから2ヶ月近く経ちました。今回は、現時点での07CADのプログラムとしての完成度を、データ比較しながら見ていきます。
これまで、オーセブンCADはコンテンツ公開などを除き、月に一回くらいプログラムの更新を行ってきました。
07CADがリリースされてから2ヶ月経ち、2回のプログラム更新を「O7アップデート&サポートツール」で公開しましたが、その修正件数を前バージョンの時と比較してみました。
下記の表は、左の列がオーセブンCADのリリース順のタイトル、次の列にアップデート2回分の修正件数の合計、次の2列がその修正件数の内訳となります。
不具合修正とは、CADを使用していてエラーが出たり、意図しない動作をしてしまった問題を修正したものです。
機能修正とは、CADの使い勝手を良くするために今までの動作を変更したり、要望を受けて機能を追加したものです。
オーセブンCAD(リリース年) | 修正件数合計(2回分) | 内訳(不具合修正) | 内訳(機能修正) |
バージョン10(2013年) | 39 | 29 | 10 |
バージョン11(2015年) | 88 | 52 | 36 |
07CAD(2017年) | 37 | 19 | 18 |
修正件数合計を見るとバージョン11の時の件数が多いのが目を引きますが、内訳の不具合修正を見ると07CADへ向かって件数が減っていっている事が見て取れます。
不具合修正の件数を減らしていく事がプログラムとしての質を上げ、ユーザー様にご満足頂けるツールとして成長していく事に繋がります。
そういう意味で見ると、07CADの完成度は着実に上がっていると言えるのではないでしょうか。
これからも社員一同、「不具合ゼロ」を目標にして努力を続けてまいります!