【IT】2018/05/22
3Dプリンターを導入するためには
3Dプリンターを使ってみたいけど、本体を買えばできるの?色々な種類があるみたいだけど何がいいの?いくらぐらいするの?難しいの?…他にもたくさんのご質問をいただいております。ありがとうございます。今回は、そんな3Dプリンターのスタートアップを記事にさせていただきました。
オーセブンで3Dプリンターを購入した話はこちら
■はじめての3Dプリンター
私達の世界で3Dプリンターの使用用途を考えたとき、まずは図面の3D化が考えられます。ジオラマの作成です。
それから、実寸印刷して使用することも視野に入れられるかもしれません。他には事務所の小物を作ったり、アイデア次第ではノベルティグッズの制作などにも使えるかもしれません。
造形の方法は熱溶解積層方式(FDM)というのをオススメします。プラスチックなどを熱で溶かして積んでいく方式です。競争も激しく、本体も材料もより良いものが生まれ、価格も安くなっています。
造形方式を調べると選択肢に出てくる光造形法は、特殊な薬液に紫外線を当て固化する方法で、出来上がりがきれいなのですが、展示会などで専門の方に聞いてみたところ、紫外線に強いわけではなく、固化させた後に継続して紫外線を当て続けると壊れやすくなってしまうそうです。
それでは、FDMの3Dプリンターを導入するときに必要なもの、あると便利なものをリストします。
■3Dプリントするのに必要なもの、あると便利なもの
必要なものは3つです。
まずは、この3つがあれば、3Dプリンターで遊べます。
さらに、あると便利なものも紹介します。
■3Dプリンターを動かす流れ
1.3Dデータを用意します。
2.スライサーソフトに読み込み、印刷開始を押します。
以上です。簡単です。
もう少し細かく言うと、用意する3DデータはSTLファイルという形式のものです。
「3Dプリンター データ」なんてgoogleで検索するといくつもデータダウンロードできるページがヒットしますが、どのサイトでもSTLでダウンロードできるようになっています。
続いて、プリントするためのスライサーソフトに読んで、そのあとの作業はスライサーソフトがやってくれます。
■簡単になった3Dプリンター、まだまだ難しい3Dプリンター
作業の流れはとても簡単になりました。誰でもチャレンジできます。
でも、実際に何個かプリントすれば、プリント中にズレ落ちて糸がすごいことになってる、フィラメントの押し出しが弱かったのかスカスカなプリントになっちゃった、プリントできたから剥がそうとしたらポッキリ折っちゃった、などなど、簡単に失敗します。
そこからの調整は、まだまだ難しいと感じます。
プリント失敗は高価な3Dプリンターでもある程度は発生するとのことなので、買えばテレビで見たような3Dプリントができる、というのはまだ先の話だと感じます。
ディスプレイで見ていた3Dが、実際にこの世界に物体として誕生するのは感動しますし、それだけで面白いです。
これからも色々とチャレンジして報告します。
オーセブンで3Dプリンターを購入した話はこちら
■はじめての3Dプリンター
私達の世界で3Dプリンターの使用用途を考えたとき、まずは図面の3D化が考えられます。ジオラマの作成です。
それから、実寸印刷して使用することも視野に入れられるかもしれません。他には事務所の小物を作ったり、アイデア次第ではノベルティグッズの制作などにも使えるかもしれません。
造形の方法は熱溶解積層方式(FDM)というのをオススメします。プラスチックなどを熱で溶かして積んでいく方式です。競争も激しく、本体も材料もより良いものが生まれ、価格も安くなっています。
造形方式を調べると選択肢に出てくる光造形法は、特殊な薬液に紫外線を当て固化する方法で、出来上がりがきれいなのですが、展示会などで専門の方に聞いてみたところ、紫外線に強いわけではなく、固化させた後に継続して紫外線を当て続けると壊れやすくなってしまうそうです。
それでは、FDMの3Dプリンターを導入するときに必要なもの、あると便利なものをリストします。
■3Dプリントするのに必要なもの、あると便利なもの
必要なものは3つです。
まずは本体です。 本体のチョイスでは「造形できるサイズ」「対応しているフィラメント形式」「最小積層サイズ」「価格」を見てください。 オーセブンでは苦労も含めてやってみるということでLepton2というものを10万円程度で購入しました。 幅・奥・高が200mmのものが造形でき、対応フィラメントは書ききれないほど豊富で、0.025mm〜0.3mmで積層できます。 10万円というのは、この性能に対しての価格としてはとても安いです。 うまくいかなかったら自分で調べる、直す、調整する価格です。 |
まずは、この3つがあれば、3Dプリンターで遊べます。
さらに、あると便利なものも紹介します。
ラジオペンチ、先細ニッパー FDMは下から積んでいくので、いきなり空中にプリントはできません。そういう時はサポート材という後で剥がすプリントがされます。使っているSimplyfy3Dのサポート材は剥がしやすいと所々で見かけるのですが、それでも大変です。 ペンチで少し切っておいて、ラジオペンチで、つまんで引っ張って除去するのが、取りやすいです。 |
■3Dプリンターを動かす流れ
1.3Dデータを用意します。
2.スライサーソフトに読み込み、印刷開始を押します。
以上です。簡単です。
もう少し細かく言うと、用意する3DデータはSTLファイルという形式のものです。
「3Dプリンター データ」なんてgoogleで検索するといくつもデータダウンロードできるページがヒットしますが、どのサイトでもSTLでダウンロードできるようになっています。
続いて、プリントするためのスライサーソフトに読んで、そのあとの作業はスライサーソフトがやってくれます。
■簡単になった3Dプリンター、まだまだ難しい3Dプリンター
作業の流れはとても簡単になりました。誰でもチャレンジできます。
でも、実際に何個かプリントすれば、プリント中にズレ落ちて糸がすごいことになってる、フィラメントの押し出しが弱かったのかスカスカなプリントになっちゃった、プリントできたから剥がそうとしたらポッキリ折っちゃった、などなど、簡単に失敗します。
プリント失敗は高価な3Dプリンターでもある程度は発生するとのことなので、買えばテレビで見たような3Dプリントができる、というのはまだ先の話だと感じます。
ディスプレイで見ていた3Dが、実際にこの世界に物体として誕生するのは感動しますし、それだけで面白いです。
これからも色々とチャレンジして報告します。