【開発現場から】2018/07/01
3Dプリンターが制作工程を変えていく
昨年末、陸王というドラマを毎週欠かさず見ていました。老舗の足袋製造会社が一念発起してランニングシューズを開発するストーリーで、たくさんの障害に立ち向かいながら完成させようと奮闘する姿を毎週ワクワクして観ておりました。靴の部品ごとに試行錯誤を繰り返してフィードバックを取り込む手法はアジャイルというもので、良く調べてあるなと感心もしました。
オーセブンの開発手法 オーセブンのソフトウェア開発では、「開発中に仕様や設計に変更があるのは当たり前」という前提のもとに、おおまかな要件定義と仕様を決めたら制作をスタートしています。制作中にプロトタイプを検証し、計画→設計→実装→テストを部品単位で繰り返します。この制作手法はアジャイル開発と呼ばれていて、新鮮なフィードバックを込めることができるのでニーズに対する応答率を高めることができます。
物づくりの開発手法 物の製造では、条件も含めた要求があり、それに合わせた仕様を決め、全体概要から詳細に順に設計してから制作する手法が一般的です。ウォーターフォールモデルと呼ばれ、製造業や建築業に起源を持ち、直感的で、製造工程が分かりやすく、進捗管理がしやすいため、機械製造、造船、ソフトウェア開発などさまざまな開発で広く活用されています。
基本的に上流工程でのミスがない前提があり、変更となると大きな労力を必要とする欠点も持っています。
変化するモノづくり itmediaに地下足袋メーカーが考えたトレーニングシューズの記事がありました。
金型など準備期間とお金が多く必要だったものが、3Dプリンターによって少額かつスピーディに試作できるようになりました。靴全体を試作する考えから、部品ごとに試作を繰り返し、完成度を高めた背景には、デジタル化、アジャイル開発、それを支える3Dプリンターがあった、その成功例のように見えました。
オーセブンの屋上では
太陽光に当てて紫外線と熱の耐久テスト中。
オーセブンの開発手法 オーセブンのソフトウェア開発では、「開発中に仕様や設計に変更があるのは当たり前」という前提のもとに、おおまかな要件定義と仕様を決めたら制作をスタートしています。制作中にプロトタイプを検証し、計画→設計→実装→テストを部品単位で繰り返します。この制作手法はアジャイル開発と呼ばれていて、新鮮なフィードバックを込めることができるのでニーズに対する応答率を高めることができます。
物づくりの開発手法 物の製造では、条件も含めた要求があり、それに合わせた仕様を決め、全体概要から詳細に順に設計してから制作する手法が一般的です。ウォーターフォールモデルと呼ばれ、製造業や建築業に起源を持ち、直感的で、製造工程が分かりやすく、進捗管理がしやすいため、機械製造、造船、ソフトウェア開発などさまざまな開発で広く活用されています。
基本的に上流工程でのミスがない前提があり、変更となると大きな労力を必要とする欠点も持っています。
変化するモノづくり itmediaに地下足袋メーカーが考えたトレーニングシューズの記事がありました。
金型など準備期間とお金が多く必要だったものが、3Dプリンターによって少額かつスピーディに試作できるようになりました。靴全体を試作する考えから、部品ごとに試作を繰り返し、完成度を高めた背景には、デジタル化、アジャイル開発、それを支える3Dプリンターがあった、その成功例のように見えました。
太陽光に当てて紫外線と熱の耐久テスト中。