パソコンの画面にはキーボードとマウス。これがオーセブンのCADユーザー様の標準スタイルです。オーセブンの設計オペレータは実はそうではありません。


ペンタブレットはバージョン7ArtのeE-Painterや楽園などのレタッチソフトや、その他一般に市販されているいわゆる「お絵かきソフト」を使うときに便利です。ペン・鉛筆・筆などは幼少の頃から使い慣れていますので、絵画を描くときなどの細かい動作が、自然に身についています。マウスを使って文字を書くととても難しいですが、ペンならば当然、思い通りに書けます。

マウスを使うのが当たり前のパソコン操作ですが、オーセブンの設計部では、ほとんど全員がペンタブレットを使用しています。オーセブンの設計部では、日々図面を作成していますのでペンタブレットを使う機会も多いと思われるでしょう。しかし、実際にeE-Painterなどのレタッチをする場面は時間にすれば僅かです。

ではなぜ、これほど多くのペンタブレットが使われているのでしょうか?

実は、ペンタブレットはマウスに比べて「疲れない」のです。

例えば、ポインタ(矢印)を画面の端から端まで移動させようと思ったとき、マウスでは距離が遠ければそれだけ、移動の操作をたくさんしなければなりません。ペンタブレットの場合は、画面の端をペンの先で示すだけで、すぐにポインタが移動します。マウスのように、全ての道筋をなぞる必要はないのです。また、ペンの側面に付いたボタンを押すだけで、ダブルクリックと同じ動作をします。

オーセブンの設計部員は日々膨大なファイル操作やCAD作図をしていますが、中にはマウスをまったく使わず、ペンタブレットで全ての操作を行うオペレータもいます。

最初に使用されたとき、少し違和感を感じると思いますが、慣れてくるととても楽になりますので、お試しください。

オーセブンの設計部で使われているペンタブレットは全てA5版のものです。写真のペンタブレットはWACOM(ワコム)社のIntuos PTZ-630/G0 です。実勢価格は30,000円前後です。