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 最新の07CAD2では、緑の計画書を大幅に刷新します。
ただいま全力でリリース前のチェック中ですが、チェックするごとに「これすごいな」と思っているので、お届け前にこの場を借りてそのポイントをお伝えしたいと思います。



◆国内で主に庭に植えるときに特化しています
 近頃は海外からの樹木も増えました。植栽情報を探すと海外での一般的な知識は手に入ります。
 それが日本でも育成できるものなのか、詳しく知るのは難しかったりします。
 新しい緑の計画書は、国内で生育したときの、花・実の時期や生長速度などが含まれており、また庭木として用いたときの標準的な樹高があり、写真がたくさん載っているので、使い方をイメージしやすくなっています。

◆欲しかったアドバイスがあります
 樹木や草花は生き物ですから、植栽してから元気に育ってくれること、花木であればきれいに季節を彩ってくれること、お庭に植えても安全なこと、マルチングは必要か、追肥や病害虫など植えてからの注意点はあるかなどなど、たくさんの気を配るポイントがあります。
 特徴やメンテナンスの項目には、実際に施工に携わってきた人たちによる実務的なアドバイスが詰まっています。
 特に毒性のあるものは、小さいお子様やペットと暮らすご家族には提案できないものです。そういった注意点も記載されています。

◆分類は最新のAPG体系準拠
 1998年に発表されたAPG体系は、DNA解析によって、実証的に分類体系を構築したものです。
 植物分類学にも多数の種類があり、クロンキストや新エングラーがありましたが、今や分類学においては歴史的な体系として扱われ、APG体系に移行されました。
 APGのゲノム解析によって、従来は別種のものが同種へ、同種のものが別種へと変更が多く入っています。
 属だけでなく科でさえも変更されるものが少なくありません。
 新しい緑の計画書は、そういった新しい分類に合わせた、学術的にも正確な最新情報になっています。

◆印刷だけじゃない、マルチデバイス時代のページ
 新しい緑の計画書はホームページになっていてURLでアクセスします。QRコードもあるので、PCブラウザ・タブレットなどの電子媒体でどこにいても見ることができます。
 もちろん、ブラウザから印刷すればA4サイズにぴたっと印刷できます。
 更にはファイル化もでき、1つのファイルになっているのでインターネットに繋がっていない場所で閲覧することもできますし、メールに添付することもできます。
 場所を選ばず、媒体も自由になっています。
 


新しい緑の計画書の例:マサキ

 新しい緑の計画書は07CAD2に搭載されます。