【開発現場から】2019/09/01
レンダリングエンジンの統一による恩恵
いつもオーセブンCADをお使いいただきありがとうございます。07CAD2からレンダリングの内部システムを統一し、リアルタイムパースをメインに据え置くことで作画の効率を上げることができました。今回は、その恩恵について開発視点から書いてみたいと思います。
ここのところ、別の開発でレンダリングを実装する機会があり、当然、オーセブンCADのレンダリングシステムを使うことになりました。とは、言っても一度建物デザイナーの方でも使っていますので、リアルタイムパースを表示するのはそこまで難しいことはではありません。実際、1週間かからずに作業完了し、対応できました。
ですが、今回の開発では、さらに踏み込んでeE-Painter・橘といった高精細なレンダリングにも対応するため必要があり、開発着手に必要な内容を精査してみました。すると、そこまでの労力を要することなくこちらが想定していた期間よりも短縮できそうな状況です。
と、いうのも07CAD2でレンダリングシステムを見直し、内部的なデータ構造の統一を行ったことで開発の作業効率を上げることができたためです。そのため、リアルタイムパース用のデータ構造を用いることでeE-Painter・橘へとレンダリングがスムーズに行えるようになっています。
このような開発の積み重ねによって新機能の開発をより短時間で行うことができるようになり、さらに新しい機能を実装していくことができます。今後も、さらなる商品開発ができるよう、開発を積み重ねていきたいですね。