オーセブンCADをお使いの皆様には、だいぶ以前からQRコードをご利用いただいていると思います。紙の印刷媒体からスマホに情報を転送するのに、QRほど便利なものはありません。



多くのユーザー様が07CADで作成した図面にQRコードを付けて印刷されています。お施主様がQRコードにスマートフォンをかざすと、お客様の手元でVRパースをくるくると回して見られるとご好評いただいております。

QRコードを長くお使いのユーザー様の中には、お施主様のQRコードに対する反応が変わってきていることにお気づきの方もいらっしゃると思います。スマートフォンの普及率も80%を超えると言われている現在では、QRコードは一般に最も認知された情報共有のツールかもしれません。

先日、石川県の金沢で、QRコードの認知度の高さを知る機会がありました。それは、金沢駅近くの歩道脇に変わったベンチがあるのを見つけたときでした。ベンチは下の写真のものです。ちょっと変わったデザインのベンチでした。


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このベンチには、実はQRコードが隠されていました。近づいて座ってみるとすぐにわかるのですが、上面につき出した日本の突起の先にQRコードが印刷されていたのです。他に一切の説明は無く、ただQRコードがありました。 スマートフォンで読み取ってくださいとか、そういう説明はないのです。


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スマートフォンでこのQRコードを読み取ってみると、そのベンチが金沢の海で江戸から明治にかけて活躍した北前船を模してデザインしたものだと知ることができました。 しかし何より、QRコードはついに説明なしに使えるツールになったんだと分かりました。