ゴールデンウィークが終わり、いよいよ日差しの暖かい季節になりました。 緊急事態宣言が継続していますが、春の日差しの中で外出自粛はなかなかつらいものがあります。
人は春になると、なぜか外に行きたくなるようです。春に芽吹く草花や活動を始める動物を捕獲しようとする原始時代からの古いプログラムがまだ残っているのかもしれません。 現代人としては、要は散歩に行きたくなりますよね。
出社をせずに自宅にこもって仕事をしているだけでも、なんとなくストレスが溜まります。仕事の内容は自宅でも変わりませんが、出社するときは通勤時に多少なりとも外を歩いて外気に触れますので、それだけでもだいぶ違ったのだと最近はよくわかります。
私の自宅はマンションです。幸い一階なので、ごく狭いものですが庭があります。季節が変わって、庭の緑が鮮やかになり、ちょっとした雑草が花を咲かせていました。冒頭の写真は庭で撮影した雑草の花です。この小さな庭を眺めるだけでも、なかなか癒されるものです。
07CADにもありますが「緑視率」という数値があります。 視界の中に占める緑の割合を気にしましょうという指標です。これも原始時代からのプログラムなのでしょうか。確かに緑がある庭を見ていると気分がいいですね。
コロナと共生する新世界(というと大げさかもしれませんが)では、自宅の庭を快適なものにする需要が増えそうです。緑の地被で覆って、植栽を美しく配するプランナーさんの腕の見せ所ですね。庭ビジネスは、いいと思います。 マンションの庭に咲いた雑草の花を見て、改めてそう思いました。