【開発現場から】2020/08/11
リモートデスクトップ接続の使い分け
電車通勤だった私の勤務形態が在宅勤務を基本とするようになってから、4ヶ月近く経ちました。
自宅のPCから会社のPCにリモート接続して、e-Boardのタイムカードボタンを押せば今日の仕事が始まります。
以前リモートワークについて、07ダイレクトでこのような記事がありました。
リモートワークを実現するには
ここでのリモート接続は、Windows標準のリモートデスクトップ接続を使っています。
主に必要なものとしては、
・VPN
・固定IPまたは、DDNS
・ホスト側(会社側)のWindowsがPro版
などがあり、自宅のPCからVPNで会社に接続し、リモートデスクトップで社内のPCに接続します。
この方法で一つ問題があったのが、オーセブンCADなどを使う際にリアルタイムパースが映らなくなってしまう場合があることです。基本的にはWindows10同士であれば問題ないようですが、例えばどちらかがWindows7だったりするとこの問題が起こるようです。
別の手段としては、Googleが提供している「chrome リモート デスクトップ」があります。
chrome リモート デスクトップ
こちらでまず必要になるのが、
・Googleアカウント
で、ホスト側(会社側)のPCにChrome Remote Desktopをインストールして、PIN設定(6桁以上の数字)を設定します。
そしてゲスト側(自宅側)のPCからGoogleアカウントでログインしてremotedesktop.google.comへ移動し、 PIN設定した番号を入力して開始します。
この方法のメリットとしては、
・OSが違ってもリアルタイムパースが見れる
・VPNを使わなくても良い
デメリットとしては、
・Windows標準のリモートデスクトップよりも、動作が鈍い
などがあります。
会社によってセキュリティ設定が厳しい場合もあり、すべての方法が可能であるとは限りませんが、場合によって選択肢を持っておくというのは大事なのではないでしょうか。