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在宅で仕事をする機会が増えた方も多いのではないでしょうか。リビングのテーブルでは仕事がしづらいので、デスクを買いました。私も電動昇降デスクにしましたが、良い点悪い点があります。

電動昇降デスクは、以前に07ダイレクト「開発現場から」で紹介されていました通り、電動で天板の高さが変わるデスクです。座って作業するときは700mm、立って作業するときは1000mmのように変更しながら使えます。

テレワークで在宅作業をしていると、立ち上がって歩き回ることも少なくなったり、椅子も固かったりしますので、腰回りが痛くなる人が多いと聞きます。電動昇降デスクは、わずかに十秒ほどで700mmから1000mmまで高さが変わりますので、疲れたらすぐに体勢を変えられるのが便利です。

天板が数十センチ移動するのは良いのですが、そのためには周囲の準備も多少は必要です。電源ケーブルも十分に長くとっておかないと、天板が高くなったときにケーブルが届かなくなってノートパソコンが床に落下するなど、トラブルもあります。

ですから、デスクトップパソコンを電動昇降デスクで利用するのは、ケーブル類のマネジメントが必須になります。パソコン本体を床に置くとすれば、各種ケーブル類が全て移動に耐えうる長さになる必要があるでしょう。天板が昇降するというのはあまり経験がないことですから、その分よく考えておかないと思わぬ失敗につながります。

もう一つ大事な点があります。それは、電動昇降デスクはとても重量があるということです。私の購入したものは比較的軽い商品ですが25kg程ありますし、普通のパソコンデスクサイズになると足だけ35kg以上にもなります。70kg以上を乗せて昇降出来るものですから、その分強度が必要ということですが、ちょっとギョッとするほど重いです。

ともあれ、30分に一度でも簡単に立ったり座ったり体勢を変えることができるのが、この商品の良い点です。高さもメモリーしますから、ボタンひとつで立ったり座ったり。いくつかの課題を乗り越えて、快適さを手に入れました。