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デジタルとアナログの対比は、いつも行われてきました。どちらにも良いところがあって、プランやパースは手書き派の方、カメラはフィルム派の方もたくさんいらっしゃいます。

パソコンが生まれて20年以上の時間をかけて(もう2021年ですから!)、デジタルの波がビジネスの世界に浸透してきました。デジタルなのかアナログなのかという議論は盛んに行われて、経営者の方は節目節目に難しい選択をされてきたのではないでしょうか。

その期間に思い切ってデジタルに舵を切ったビジネスがうまく行ったのは概ね確かだと思います。デジタルを導入することによって、仕事の品質やスピードが上がったり、仕事が標準化されたり、収益を伸ばしてコストを下げる様々なメリットが得られました。

エクステリアCADを導入するかどうかという選択は、今や常識の当たり前、みんな買ってるし手書きでは勝負できないとお考えの方が多いと思います。しかし、なぜそうなのか。それをよく考えることがこのコロナ禍から先のビジネスを乗り切るために必要ではないかと思っています。

デジタルの本質は、それが電気信号の集まりであって、一度作ったデータの品質がいくら時間が経ってもどれだけコピーしても下がらないことです。デジタルデータは、100万年経っても腐らないのです。1000万回コピーしても最初のデータと全く同じなのです。

手元のCADで作ったデータをEメールで送れば、受け取った方は全く同じデータがみられます。転送時間はわずか数十秒でしょう。北海道から沖縄に送っても、数十秒です。品質は全く下がらずです。ここに絶大なコスト削減効果があります。人が動かず、データを動かす。これです。

昨年は、Zoomなどを体験して遠隔地と即座に打ち合わせできるメリットを誰もが感じた年でした。今年はお施主様と遠隔で打ち合わせや情報共有ができるかが問われることになるでしょう。デジタルの本質を活かして、業績を伸ばしていただきたいと思います。

本年も、よろしくお願いいたします。
春には07CADの最新バージョンをリリースいたします。
ユーザー様のご期待に応える一年にしたいと思います。