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2021年2月1日に橘サーバーのレンダリングエンジンの切り替えを行いました。


この話しをする前にまず、今年の1月に2度にわたり橘サーバーのネットワーク障害が発生し、ご不便をおかけしましたことお詫び申し上げます。現在、障害に強いネットワークへの更新などの再発防止対策を行っています。
今年に入って橘サーバーの総レンダリング数が50万件を突破し、1日のレンダリング数も2千件を超えるなど、皆様の仕事を支えるインフラとしての重要性が増していることを感じております。安心してご利用頂けるよう今後も整備してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。



さて表題の件に戻りまして、2月から橘サーバーのエンジンはDirectXレイトレーシングを使用した全く新しいものに生まれ変わりました。
ただし、混乱なくご利用いただけるように同じ設定であればほぼ同じ絵が生成されるようになっています。名前も特に変更なく「橘」のままです。


オーセブン2020新春デモ図新ファサード2-カメラ2-比較
ではどこが変わったかといいますと、一番大きな点はデータ量の多い図面に非常に強くなったことです。
これまでは車を何台も置いたり石を敷き詰めたりすると物凄い時間がかかってしまうことがありました。しかしもう心配はいりません。これだけ車を置いても新しい橘サーバーなら難なくレンダリングします。


車だらけ-カメラ1
また、これまでの橘では隅に暗い部分ができたり、夜景では逆に中の光が漏れてしまうなどの現象が起きてしまうことがありましたが、新しい橘では解消しています。


新しいエンジンになって将来の拡張がしやすくなり、また大量のデータに強くなったことでオーセブンCADできることが広がりました。今後さらに表現力の高いCADになるべく改良していきますのでよろしくお願いします。