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家の照明を蛍光灯からLEDに交換しました。えっ、今頃?と思われるかもしれませんが、換えるのにあまり乗り気でなかった理由がひとつありました。それは「演色性」です。

 LEDの照明は低消費電力、低発熱で蛍光灯よりも良さそうですが、こと演色性に関しては全く良くありません。最近はようやく演色性の良さを売りにしたものも出てきましたが、やっとこ3波長型蛍光灯の演色性に近づいたというレベルです。
 コロナのだいぶ前から在宅ワークをしてまして、住環境をよくするためにこれまでずっと色評価用蛍光灯というものを使っていました。普通に買える3波長型蛍光灯よりも色の再現性に優れているものです。ちょっと高くて直管型しかなく、家庭用引掛シーリングに取り付けられる直管用の蛍光灯器具がほとんどなくて難儀するのですが、そこさえなんとかなれば家庭で気軽に高演色環境を手に入れることができたのでした。


 しかしその色評価用蛍光灯も今はすっかり入手性が悪くなってしまい、部屋の蛍光灯が一斉に寿命が来たために交換を迫られることになりました。
 LEDでも高演色タイプのものが販売されていますが、蛍光灯の時と比べると家庭で導入するハードルは数段高くなってしまいました。
 導入を検討したのはエコリカLeDのECL-LD2EGN-L3A。蛍光灯形状のLEDはそのまま置き換えが可能なものと直結化の工事が必要なものがあるのですが、これは後者です。そして直結化を行うには電気工事の資格が必要。。。 さてどうしたものか、電気工事士の資格を取るしかないのか… と思ったらすごく身近にいました。親父が持ってました。


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 というわけで今まで使っていた直管型蛍光灯器具を実家に持っていってパッチンパッチンと直結化してもらい、無事エコリカLeDを取り付けられるようになりました。ひとつの器具に4本、それを3部屋いっきに取り換えたのでちょっと大きな出費になってしまいましたが、取り換えて得られた明かりの質は大満足なものとなりました。
 以前でさえほとんど選択肢のなかった引掛シーリングで直管蛍光灯を使える器具は今や完全に市場から消えてしまっているので、今あるこの器具を大切に使おうと思います。
 光が物体に当たってそれでその物の色が見えるので、元の光の色が豊かでなければ物の色はちゃんと見えません。
 橘はそのような光の挙動をシミュレートして絵を生成するので、こういったこだわりが橘の品質に影響を。。。 与えているかは定かではありませんが^^;、今後もより良いものにしていきたいと思います。