【開発現場から】2021/11/22
先を見据えた商品開発
いつもオーセブンCADをお使いいただきありがとうございます。07CAD3が納品開始されてから約半年たちました。開発スパンでいうと、この時期くらいから次期バージョンの機能が出来上がってくる頃になります。
とは、言っても、ここから納品までにはデバッグやブラッシュアップを何度も行い、ようやくお届けできることになります。そのため、この時期から開発的には佳境に入ってくるので、緊張感が増してきます。
ただし、これは一年スパンでの開発の話です。開発は短期的なものから長期的なものまで作業しています。特に、一年以上の長期にわたる開発では、状況によっては開発中止にもなる危険性もあるので、そうしたことも踏まえて作業していかなくてはなりません。なお、開発中止であってもその技術は他に回すことができるので、こうした決断も必要になります。
10年前であれば、Windows(OS)のバージョンアップなども考慮して開発する必要もありました(ここ最近だとWindows 11の対応もあります)。こうした変化に対していかに適応しつつ作業していくかというのも、長期スパンの開発の醍醐味かも知れません。
そういう意味では、07CADも弊社で一番長い長期スパン開発の商品になります。短期的なバージョンアップを繰り返して、20年開発し続けてきました。これからも開発し続けることになる商品ですので、ぜひ、お客様にはお使い続けていただければと思います。
※Windows、Windows 11は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。