【開発現場から】2022/04/22
備えあれば憂いなし。。? ポータブル電源
有事の時の備えに。。。
キャンプでも使えそう。。。
あると便利そうですよね。ポータブルバッテリー。
私の地域では昨年2時間以上もの間停電したことがあったのですが、ポータブル電源がとても役に立ちました。
最近は参入メーカーも増えて以前よりも選択肢が広がりました。
性能の良いものはお値段も高く大きくてかさばります。なので自分に合った性能と価格の中から選ぶことになりますが、ちょっと背伸びして上のグレードのものを買うのをお薦めします。でないと結局物足りなくなって買い直すことになり、家の中がポータブル電源だらけになってしまう。。。というのは私だけではないハズ。。。 最近また国産で2000W出力可能なものを買ってしまいました。もはや「ポータブルとはいったい。。」と思わざるを得ない大きさです。
いくつかポータブル電源を買ってわかったポイントを書いてみます。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
【純正弦波出力】
ポータブル電源のAC出力は直流を変換した「疑似正弦波」ですが、ほとんど正弦波に近いものを出力できるものは「純正弦波」出力を謳っています。最近は多くの製品が純正弦波出力に対応していますが、念のためチェックしてください。波形の悪いものだと精密機器の動作等に影響が出る可能性があります。
【USB TYPE-C出力】
最近はノートパソコンやiPad、Androidスマートフォン等いろいろなものがUSB-PDでの充電に対応してますので、これからのポータブル電源はUSB-PD出力があると便利です。
【定格出力はかなり余裕を持つ】
ポータブル電源の出力は直流です。多くの製品がAC出力を備えていますが、直流を交流に変換して出力しますので、変換ロスや交流の皮相電力などにより、実際に使える電力はポータブル電源の定格出力よりもだいぶ低くなります。また家電製品によってはスイッチを入れた時など瞬間的に大きな電力を必要とするものもあります。ポータブル電源の定格出力は使いたい製品のワット数よりもかなり余裕のあるものを選びましょう。
【充電中の給電が可能かどうか】
「パススルー機能」などと呼ばれ、充電中でも電力を供給できると使い道が広がります。パススルー中に元の電力が遮断された場合に瞬時にバッテリー出力に切り替わり、UPSとして使用できるものもあります。パススルーに対応せず「充電中の使用が可能」と書かれていないポータブル電源は基本的に充電中に給電を行ってはいけません。バッテリーの性能を著しく劣化させてしまう場合があります。
家のコンセントから充電してるときはわざわざパススルーする必要はないのですが、ソーラー充電の時はこれが大事になります。パススルー非対応だと充電中は何もできず、ポータブル電源を2台用意してソーラー充電と給電を交互にやるしかないのか。。。になってしまいます。(もし本格的にソーラーと組み合わせて使うならそれが良いと思うのですが、そこまでの運用はしませんので)
【ソーラー充電機能】
直近でソーラー充電する予定が無くても入力端子があれば、後からソーラーパネルを買い足してつなげることができます。
ただ1泊程度のキャンプでは満充電で現地に行き、バッテリーを使った次の日にはもう慌ただしく帰ることになるので、ソーラーパネルの出番がありません。キャンプに限らず、「電力につながらなくなってさらに次の日以降」という状況にならなければ、基本ソーラーパネルの出番はありません。
はじめのうちはソーラー充電してはそれでノートパソコン等を使う「オフグリッドごっこ」を楽しむのですが、だんだん面倒くさくなって物置の奥に仕舞われっぱなしということになりがちです。。。 ですがこれはいざという時の備え。家にあることが重要なのです。
【ソーラーパネル】
最近のものは性能が向上していて小さくても高出力が出るようになりました。でもやはり大きさが出力に直結するので勢い大出力の巨大パネルを買ってしまいたくなりますが、大きなパネルは問題もあります。
なので、2代目のソーラーパネルは折り畳み式の100Wのものを2枚にしました。ちょっとした充電なら1枚だけでも大丈夫で、畳めるので持ち運びも楽、ほど良い大きさで設置場所にも困りません。
という名目で買ったものの、今は仕事が忙しいのもあって秒で押し入れ行きです。。。 役に立つ時がいつか、きっと、、来るハズ。。。。
キャンプでも使えそう。。。
あると便利そうですよね。ポータブルバッテリー。
私の地域では昨年2時間以上もの間停電したことがあったのですが、ポータブル電源がとても役に立ちました。
最近は参入メーカーも増えて以前よりも選択肢が広がりました。
性能の良いものはお値段も高く大きくてかさばります。なので自分に合った性能と価格の中から選ぶことになりますが、ちょっと背伸びして上のグレードのものを買うのをお薦めします。でないと結局物足りなくなって買い直すことになり、家の中がポータブル電源だらけになってしまう。。。というのは私だけではないハズ。。。 最近また国産で2000W出力可能なものを買ってしまいました。もはや「ポータブルとはいったい。。」と思わざるを得ない大きさです。
いくつかポータブル電源を買ってわかったポイントを書いてみます。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
【純正弦波出力】
ポータブル電源のAC出力は直流を変換した「疑似正弦波」ですが、ほとんど正弦波に近いものを出力できるものは「純正弦波」出力を謳っています。最近は多くの製品が純正弦波出力に対応していますが、念のためチェックしてください。波形の悪いものだと精密機器の動作等に影響が出る可能性があります。
【USB TYPE-C出力】
最近はノートパソコンやiPad、Androidスマートフォン等いろいろなものがUSB-PDでの充電に対応してますので、これからのポータブル電源はUSB-PD出力があると便利です。
【定格出力はかなり余裕を持つ】
ポータブル電源の出力は直流です。多くの製品がAC出力を備えていますが、直流を交流に変換して出力しますので、変換ロスや交流の皮相電力などにより、実際に使える電力はポータブル電源の定格出力よりもだいぶ低くなります。また家電製品によってはスイッチを入れた時など瞬間的に大きな電力を必要とするものもあります。ポータブル電源の定格出力は使いたい製品のワット数よりもかなり余裕のあるものを選びましょう。
【充電中の給電が可能かどうか】
「パススルー機能」などと呼ばれ、充電中でも電力を供給できると使い道が広がります。パススルー中に元の電力が遮断された場合に瞬時にバッテリー出力に切り替わり、UPSとして使用できるものもあります。パススルーに対応せず「充電中の使用が可能」と書かれていないポータブル電源は基本的に充電中に給電を行ってはいけません。バッテリーの性能を著しく劣化させてしまう場合があります。
家のコンセントから充電してるときはわざわざパススルーする必要はないのですが、ソーラー充電の時はこれが大事になります。パススルー非対応だと充電中は何もできず、ポータブル電源を2台用意してソーラー充電と給電を交互にやるしかないのか。。。になってしまいます。(もし本格的にソーラーと組み合わせて使うならそれが良いと思うのですが、そこまでの運用はしませんので)
【ソーラー充電機能】
直近でソーラー充電する予定が無くても入力端子があれば、後からソーラーパネルを買い足してつなげることができます。
ただ1泊程度のキャンプでは満充電で現地に行き、バッテリーを使った次の日にはもう慌ただしく帰ることになるので、ソーラーパネルの出番がありません。キャンプに限らず、「電力につながらなくなってさらに次の日以降」という状況にならなければ、基本ソーラーパネルの出番はありません。
はじめのうちはソーラー充電してはそれでノートパソコン等を使う「オフグリッドごっこ」を楽しむのですが、だんだん面倒くさくなって物置の奥に仕舞われっぱなしということになりがちです。。。 ですがこれはいざという時の備え。家にあることが重要なのです。
【ソーラーパネル】
最近のものは性能が向上していて小さくても高出力が出るようになりました。でもやはり大きさが出力に直結するので勢い大出力の巨大パネルを買ってしまいたくなりますが、大きなパネルは問題もあります。
なので、2代目のソーラーパネルは折り畳み式の100Wのものを2枚にしました。ちょっとした充電なら1枚だけでも大丈夫で、畳めるので持ち運びも楽、ほど良い大きさで設置場所にも困りません。
という名目で買ったものの、今は仕事が忙しいのもあって秒で押し入れ行きです。。。 役に立つ時がいつか、きっと、、来るハズ。。。。