【設計現場から】2022/08/22
先生向け研修事例のご紹介
2022年8月初旬、先生向けのCAD講習を行いました。コロナ禍で3年ぶりの沖縄での訪問対面研修。沖縄県立南部農林高等学校と沖縄県立北部農林高等学校にお伺いしました。マスク、消毒、換気、短時間講習と感染対策を考慮した研修カリキュラムのご紹介。2学校ともCAD授業を2〜3年生の2年間で行うCADにふれる機会の多い学校でした。
沖縄県立南部農林高等学校
<研修要望>
・今年導入いただいた07CAD3の新機能について
・カタリノの操作方法
<研修対象・時間>
林業緑地科 先生5名・3時間
<実施内容>
・リアルタイムパースの操作説明、レンダリング、レタッチや効果など
・スタンドインVRやプロモーションムービーを実際に作成
・植栽図鑑、ボタニカルガイドの案内
・写真合成シミュレータ「カタリノ」の基本操作
<研修を行って>
・リアルタイムパース操作やパース作成までがパースレイアウト、編集までが1つの画面でできると好評をいただいた。
・プロモーションムービーなどは学校紹介でも大きな目玉になりそうだし、生徒さんも興味を持って取り組めそうとのこと。
・ボタニカルガイドは、生徒さんたちのスマートフォンでも見れて検索、勉強ができるので授業で使いたい。
・カタリノは、現在生徒1人にタブレット1台あるので活用したい。
沖縄県立北部農林高等学校
<研修要望>
・07CAD3基本操作
・現在CAD授業をお持ちでない先生への研修
<研修対象・時間>
環境創造科 先生4名・4時間
<実施内容>
・CAD起動からパースレイアウト印刷までの基本操作
・造園プランを用いた作図
・学校用テンプレート、造園技能検定実技課題1、2、3級の活用
・スタンドインVRやプロモーションムービーの作成
<研修を行って>
・初めの方でも皆さんスムーズに操作できていた
・直感的な操作ででリアルタイムで3D確認ができて皆さん分かり易いとの感想をいただいた。
・学校用CADに搭載されている造園技能検定実技課題1、2、3級のデータを教室に印刷してはり、授業に生かされていた
・今後いつCAD授業を担当するかわからないが、できそうとのこと
・オーセブンCADコンテストへの参加も授業のモチベーションになっているようです。
・オンライン授業にも対応するため、CAD室のPC1台1台にはWEBカメラが付いた。生徒さん向けの授業は、オンラインでも可能。
ご対応いただきました先生方、ありがとうございました。