人の知能 と AIの分岐点
皆さん、シンギュラリティ(Singularity)という言葉、
ご存じでしたでしょうか?

私は最近になって知りました・・・。 
「技術的特異点」という和訳がついていまして、


ザックリいいますと、「AI(人工知能)が、人を超えるとき。」という感じです。

人工知能研究の第一人者が示した概念で、
AIが「人間の能力を超える時点」や「それにより人間の生活に大きな変化が起こる時」を指す。
とのこと。

具体的には、「2029年にAIが人間並みの知能を備え、2045年に技術的特異点が来る」と
提唱されています。

ただし、いろんな学者さんがおり、「そんな日は来ない!」という方や、
「もっと早く来る・いや遅く来る」という話が当然あります。

いまや、多くの場所でロボットが人間の代わりに作業をしてくれおり、
「20年後には今ある仕事の47%はなくなる。」との発表もあります。

今後、人の仕事として「なくなる仕事」「残る仕事」、そして「新しい仕事」も創造され
違った社会生活が出来あがっていくのでしょう。

仕事(居場所)を奪われる危機感というものが頭をよぎります。
これまでは、人間同士が切磋琢磨しあっていましたが、
ある日、業界まるごとAIに取って代わられるようなこともあるのでしょうか?

ほんの一例としてですが、
「脳波を検知して、義手を動かす」ということに成功した。という記事がありました。
CADに置き換えると、頭でイメージしたものが図面としてアウトプットされるようなことも
現実になるかもしれません。

この場合、作図するだけの人はAIに飲み込まれてしまいます。
しかし、デザイン・設計をする人はAIに飲み込まれません。

別の分野では、「海・キレイ・楽しい」などと単語を入力すると、
数分で条件を加味した絵を描き上げてくれる。というアプリがあります。

イラストを仕事にしている方からするとイヤな現実・・・。
ですが、消費者からすると、ありがたい。

んーー、でもこればっかりは、キリがない話ですね。
誰かが必要・便利と思い生み出し、人類は発展してきました。
そして、豊かになっています。

半面、素晴らしい発明も、戦争や犯罪に使われてきました。
AI技術も同様なんでしょうね。ちょっと影響範囲が大きそうですが・・・。


ちょっと余談ですが、
映画やドラマで、AIに支配されるお話などもありますが、
あれって、電源ひっこ抜いたら終わりにならないんですかね?
そう上手くいかなようにAIに仕組まれてしまうのでしょうか。

何にせよ、
簡単に居場所を奪われないよう、自分を磨きつづけることが
幸せに生き残る道。と信じて頑張ります。