
いわゆるオーバースペックというやつですが、公道を制限速度で走るだけなら、ポルシェやフェラーリなどの性能は必要ありません。だからと言ってそういう車に価値がないとは思いません。乗っているだけで、あるいは、眺めているだけでいい気分になれるから、それで十分対価に見合うという方もいるでしょう。
いわゆる贅沢品として考えるなら、オーバースペックも単なる無駄と言い切れません。しかし、私自身はこの自分の手元にあるスマートフォンのオーバースペックを感じるにつけて、なんでこんなものにこんな性能が詰まっているのだろうと思ってしまいます。
私のスマートフォンはアップルのiPhone14です。Proではない普通のスペックの方です。スマートフォンの用途は、LINE他のSNS、Eメール、Webブラウジング、時々電話です。新しいスマートフォンである恩恵を受けているとすれば、カメラ性能くらいのものです。
しかしそのカメラ性能についても、iPhone14の前に使っていたiPhone12や、さらにその前のiPhoneXなどと比較しても、何万円も出すほどの差があるかと言えば、私個人にとってはほとんど同じと言わざるを得ません。もう完全にオーバースペックです。スマートフォンの性能に置いて行かれてしまっている状態です。
そんな私のスマートフォンも、今年リリース予定の07CADビューワーを使うと、強力な A16 Bionicチップの力を感じることができます。07CADの3Dデータを送り込んで、リアルタイムパースのようにグルグル動かしてみることができますから、新しいiPhone(やiPad)が活躍するアプリになりそうです。