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　最近のCAD納品現場ではWindows vistaが増えてきました。
設計部に所属するインストラクターは、CAD操作のみならず、エクステリアや造園の知識に加えパソコン関連の知識もなければ務まりません。


　いつも使っているパソコンであればまだしも、お客様の事務所で初めて目にする新品又は使用中のパソコンにCADインストールや、環境設定をすることは、実はとても緊張するのです。
それは、時々、パソコンのシステム環境やパソコンに元々入っているソフトやネットワーク、ウィルスソフトなどの複雑な環境によりインストールがうまくいかなかったり、CADの動作がおかしくなったりする場合もあるからです。

　まして新しいOSとなると、納品研修時の緊張はさらに高まります。新しいOSシステムの仕組みを理解し、新しいインストーラーでインストールしたり、ユーザー様へは、CAD以外に新しいOSについての使用方法を説明する必要があるからです。


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 ＜納品・研修報告書＞
　私達は、訪問したユーザー様毎に納品や研修後の報告書を作成し、そういったトラブルの事例などを記録するようにしています。
この報告書には、それ以外にお客様のCAD操作の熟達度合いなどを記載し、電話サポートや、次回研修担当者へ繋げます。
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 ＜納品・研修マニュアル＞
　現在は、この納品研修マニュアルを使っています。マニュアルには、納品研修に伺うまえの準備から、身だしなみ、あいさつの仕方や研修の進め方、納品時の説明など細部にわたり記述されています。
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 ＜ビスタ納品の為の追加マニュアル＞
　納品用のマニュアルは、研修時にトラブルが起こった事例を元に追加、書き換えも頻繁に行われます。
新しいOSであるビスタ対応の納品マニュアルも追加されたところです。
　まだまだ、対応スピードが速いとは言えませんが、お客様に迷惑を掛けることなく納品がスムーズに行われるように、日々こういった仕組みを積み上げて努力しています。

　実は、納品研修用のマニュアルを活用し始めたのはここ3年ぐらいで、以前はインストラクター自身の技量に頼っている部分がありました。しかし、いつまでもそれを続けていては、今回のような時代の流れに標準化を伴わせたすばやい対応は出来なかったのではないかと思います。