【設計現場から】2024/04/22
AIは業務に活用できるの?その2
AIが入力した文字に合わせて自動で画像を作ってくれる
Microsoftの Bing Image Creatorというサービスがあります。
そうです。AIが作った人物等の添景をCADに取り込んで使ってしまおうという事です。
MicrosoftEdgeのアドオンとしてサイドバーに登録して使用出来ますが、 https://www.bing.com/images/create?cc=jp ↑のページに直接アクセスして使う事も出来ます。 (使用にはマイクロソフトアカウントが必要になります) 使い方は単純で、どういった画像が欲しいのかを入力欄に記入して、作成ボタンを押すだけです。 |
例えば 「サッカー少年」と入力してみます。 (「参加して作成」をクリックするとMicrosoftアカウントへのログインを求められる場合があります) サッカーしてる人 でも サッカーしてる親子 等、何でも思いつく物を入力して、自分のイメージと違った場合は少しずつ言葉を追加・変更して調整していきます。 |
なかなか良さそうなイメージが作成されました。 あとは以前WEBセミナーでも取り扱われた方法を使ってCADに取り込んでいきます。 お施主様のペットをCADパースに入れて提案しよう https://vimeo.com/799395126/1c38b66159?share=copy |
CADに取り込み、イメージが作成出来ました。 問題はサッカーが出来る程の広い庭を手に入れる事と、画像の著作権です。 インターネット上にアップロードされている写真は勝手に商用利用する事は出来ません。 写真を撮った人の著作権と、被写体の人の肖像権等を侵害しない様にするためです。 この辺りの難しい問題が、AIで作った画像を使う事で回避できます。 |
AIを使って作成した画像の著作権は登場してまだ新しく、今後変更になる事もあるかもしれません。
ただ、現状としてはAIが書いた画像は著作権が生じない。もしくは文字入力して(プロンプトを入力して)画像を作成した人に著作権が帰属すると考えるのが一般的の様です。
Bing Image Creatorの利用規約には著作権が使用者に帰属し、Microsoftはその画像の利用許諾を得る旨が記載されています。
利用者は規約に従いMicrosoftのポリシーとガイドラインに従うことが重要です。
また、Microsoftは不適切なコンテンツや著作権侵害の疑いがあるコンテンツを削除する権利を有しており、これらの規約に違反しないようにする必要があります。マナーを守って新しい文明の利器を使ってクリエイティブな仕事をしていきたいものです。
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