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長野県上田市のお客さまＴ様へ、ＣＡＤを納品した際に伺った話です。
この社長さまのビジネスラインは環境、エコ、リサイクルです。

 最初は某ハウスメーカーの○○ウッドを活用したエクステリア、インテリアデザインを手掛けておられました。
この○○ウッドは再生使用が売りで　社長は現場で発生した廃材を集め、メーカーの再生工場に持ち込んでいたそうです。

少しでも環境の役に立てようという想いで頑張っていましたが
ある時、○○ウッドメーカーの社員さんから信じられない様な事実を聞きました。
「実は、回収している○○ウッドの廃材は産業廃棄物として処理されている」。と
実際、再利用しようと思えば出来るのですが、産廃で処理した方がコスト的に安いトの事。

最近発生した、再生紙問題とよく似ています。　建前は環境、でも本音では利益です。
この社長は突きつけられた現実にいやけがさし、○○ウッドの使用をやめました。

現在は、発泡スチロールを硬く固めた建材を共同開発して商品化されています。
元が発泡スチロールなので、ある液体に付けるとたちまち溶けて消え、かさばりません。
「これが本当のエコ商品だよ」。と自信を持って話されました。
まだ新しく　知名度はありませんが　ぜひ頑張って欲しいと想いました。

ＨＰで全国にどんどんＰＲして　ぜひ成功されることを祈っております。