TV(NHK、TVtokyo)で スターリング・エンジンを取り上げていました。
スターリング・エンジンは200年も前に発明された技術です。
熱変換効率は素晴らしい でも力持ちではない。 面白いけど 実用性に乏しい技術とされてきました。しかし近年 見方が変わってきました。


ところが 温暖化の問題で 低レベルの熱エネルギーでも運動エネルギーに変えられるこの技術が 再度見直され始めているそうです。

工場の廃熱を利用するスターリングエンジンで発電すると (日本の工場の廃熱がすべて利用できると) 京都議定書の25%はクリアできるとのことです。

また 太陽熱でスターリングエンジンを回して 発電すると 太陽光パネルよりも熱効率が高く 実用的な段階にきているとのことでした。

YouTubeで見かけた スターリングエンジンの例です。

コーヒーの熱で動く スターリングエンジン

ソーラーシステムで動かすスターリングエンジン

日本スターリングエンジン普及協会のイベントの動画

ワールドサテライトで紹介された スターリングエンジン
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2005/10/21/movie/n2.ram

爆発的な力は出せなくても 捨ててしまう質の悪いエネルギーでも 利用できる感度の高い技術として見直されているのが 面白いですね。