オーセブン本社の近く、道路1本向こう角に大型ショッピングセンターイオン与野店があります。昨年2005年9月にオープンして、1年余が過ぎました。



オープン当時、まず目に入ったのが、ショッピングセンターの建物の南西に拡がるステンレスメッシュの壁面緑化システム。そして、建物と道路の間に設けられた傾斜のある緑地帯。・・・環境対策に積極的に参加する企業としての意思表示を商業施設で正面からPRしておられました。

さて、1年後のこの壁面緑化システムがどうなったか・・・・。

2006年11月20日現在、建物3階の下のところまで、ツル性植物(通称アイビー・学名Hedera ウコギ科へデラカナリエンシス)が伸びてきています。1年前は1階部分の地面から腰の高さ50cmのところで、スカスカ状態だったツル性植物の密集状況から、1年でここまで育つぞ!という自然のしたたかさに驚かされます。商業施設内駐車場へのスロープ車道は、外から見ると味気のないもので、人工であれ、こうした緑化策がその味気なさを癒してくれるなら歓迎です。

手前が緑地帯の植物、後ろ側が建物南西側壁面緑化状況〔拡大図〕

建物西側壁面緑化状況(丸1年後の様子)〔拡大図〕

建物3階の下のところまでアイビーが密集する様子〔拡大図〕

緑地帯の丸1年後の様子〔拡大図〕


店舗出入り口のアイビーの伸び状況〔拡大図〕

ちなみにショッピングセンターイオン与野店では、ハード面では「省(創)エネルギー」「環境効率」「自然環境」「景観・生物多様性」、ソフト面では、「安全・安心・環境配慮」「廃棄物の地域循環」「情報開示・」「21世紀型コミュニティ・」という8項目の切り口で、環境配慮を行っているそうです。