最近建っている 洋風の 高い品質の住宅で 結構目にするのは 仕立て物の樹木です。




仕立物は 一時 何か古臭くて 新しい家のデザインには合わないと 思われていました。

しかし 落葉の樹木では お隣に枯れ葉が舞い込んだり 毎日の お掃除が大変だったり
植えてみて 感じる人が多くなったのではないかと思います。

新しい住宅は 建替えで 前に一度住宅を作った経験のある人が多いかもしれません。

仕立物は 床屋さんで さっぱりとしてきたような 気持ちよさがあります。この新鮮さ
が モダンな建物とも合うと感じる人が増えているのではないでしょうか。また 年に
数回 植木屋さんに手を入れてもらうだけで 後は心配なしが一番の理由かもしれません。

やってみなきゃ 判らない 前の失敗は 二度繰り返さないということで 日本の造園技術の作り出した 仕立物が 復活するのは 当然ではないでしょうか。

日本の風土に根ざした 造園技術には それなりの 合理的な理由があるのでしょう。