英国ガーデン便り2【ウイリアムモリスが絶賛したバイブリー村の風景】
みなさんこんにちは。とうとう夕方からは半袖でいられなくなってきました。エクステリア工事や造園工事の施工図面、提案図面を制作しています。オーセブンCAD設計室より英国ガーデンのお便りです。
ロンドンから100〜150Km、北西部にに広がる丘陵地帯が コッツウォルズ。農業革命によって いい羊毛が取れることで豊かになった。しかし (綿布の工場生産による)産業革命の波には乗れず 開発から置いてきぼり。しかし 最近 オーガニックやスローライフの流れに 脚光を浴びるようになった。
バスに乗り遅れたから すばらしい環境が得られた例といえるのではないでしょうか。
野鳥が人の近くで 生活しています。警戒しない水鳥は 観光資源ですね。 | |
| アーリントン・ロウの連棟の家と その前に広がる湿地は ナショナル・トラストで維持されている。 この建物は最初 羊小屋 そのあと加工工場 と利用の仕方は変わっても その佇まいを守っている。 |
アーリントン・ロウの前から カメラをぐるっと 回してみました。 | |
街全体が一つの観光資源である場合 そこに住む人々が協力を惜しまないようになるには どのようなことをしているのか 興味があります。
日本の街には電線が張り巡らされては景観など 問題外です。又、安全と称してガードレールが足元をめちゃめちゃにしています。川に至ってはコンクリートで固めただけで感性のかけらもありません。
日本の街の中に コッツウォルズで見る細やかな感性を取り戻すには 土木工事をやめて 造園的感覚で工事をすることが求められます。早くそういう時代がきてほしいですね。