英国ガーデン便り2【コッツウォルズ スローター村】
みなさんこんにちは。朝夕と肌寒くなってきました。本格的に衣替えの季節です。オーセブンは、外構・造園の提案図面を作図代行しています。最新のバージョン8Artを使ったイメージパースは、エクステリアの夜景提案も可能です。ご依頼お待ちしております。オーセブンの設計室からのお便り。今回は、英国ガーデンシリーズお届けします。 コッツウォルズ アッパー、ローアー・スローター村は バートン・オン・ザ・ウォーターの郊外にあります。丘陵地帯のなだらかな丘 ゆったりと流れる小川 牧場と森 そして川沿いには ライムストーンで作られた家が建ち 自然の中に豊かな生活が垣間見られました。
| コッツウォルズの美しさは 丘陵地帯に広がる牧場と空が作りだしている。その牧場には 2つの仕切りがある。 背の高い防風林とどこまでも伸びるドライストーンの塀(dry-stone wall)だ。 ターナーの絵になりそうな風景がたくさんある。 |
むかし、昔 良いひつじを育てて 立派な建物を手に入れました。しかし綿布の機械織りの時代、波に乗れないで取り残されました。開発の手からは逃れました。せいぜい手仕事に頼って、自給自足の生活が長く続きました。産業革命の作り出した スッモッグと騒音から逃れて 田舎生活がいいと 都会から人々が移り住み始め、庭を作り始めました。スローライフにオーガニックと時代は変わってきました。世界中の大金持ちがコッツウォルズの田舎暮らしを夢見て 別荘として不動産を買うので 小さい小屋のようなコテージも 億ション。
自然が一杯のコッツウォルズ。しかしこの自然は 人手とお金と時間をかけた自然のように見える 人が作り出した自然。手付かずの自然は 人間と共生できない凶暴な環境です。自然を大事にするなら 手間とお金が必要ですね。