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【デザイン】 設計室便り
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葉山からのお便り 〜野菜作り 秋・初冬〜
秋の全景
夏の終わりにタネや苗を植えた野菜たち。
今年は秋に暖かい日が多く、順調に育ちました。
少しずつですが、10月下旬頃から秋冬野菜として収穫しています。



キャベツ
キャベツ
ブロッコリー
ブロッコリー
春菊
春菊
ハクサイ
白菜
赤カブ
赤カブ
カブと大根
赤カブと大根
ブロッコリー側枝
スティックブロッコリー
ニンジン1
ニンジン

野菜を作る楽しみは、芽が出てすくすく育っていく様子を日々見られることです。
手をかけた分、元気に育ってくれたのを見ると喜びを感じます。
大きく立派にキャベツが育った時は、ちょっと感動しました。
手で土をいじることは、人の心を癒す効果があるそうです。

それと、もうひとついいことは、必要な分ずつとってきて新鮮なまま食べられること。
最近は、野菜はほとんど買わずに済むようになりました。
とはいえ、作るのに必要なものは買わないといけませんし、
すべてまかなえるわけではないので、買ってきて食べたほうがお得なくらいです。
家庭菜園は自己満足の趣味の世界と言えます。



そして、野菜を無農薬で育てられるというメリットがありますが、
その分、虫の食害は覚悟しなければいけません。


アオムシ
コマツナについたアオムシ
ムシ2
キャベツについたヨトウムシ

まだ気温の高い9月から10月上旬くらいまでは
モンシロチョウや蛾がたくさん飛んでいて、キャベツ・ブロッコリー・ハクサイなどに
卵をせっせと生みつけていきます。
毎日、葉っぱを裏返しては卵や幼虫をとっておかないと、穴だらけになってしまいます。
このヨトウムシの蛾が、びっしりと数十個くらい卵を生みつけていくので
取りきれず残った幼虫が、今になって大きくなりあっというまに野菜を食べてしまうので油断なりません。
家庭菜園の規模だからこそ、なんとか手で捕獲して無農薬で作ることができると言えます。



そして、ちょっと失敗したのがひとつ、タマネギです。
10月にタネまきをして、来年の初夏頃に収穫するのですが、
種まきや植えつけの時期など気を付けなければいけないとは分かっていたのに
種まきを時期を逃してしまい、苗を十分に育てることができませんでした。



しかし、近くの畑のおじさんがずっと気にかけてくれていて、余った苗を分けてくれたので、なんとか植え付けの時期までに植えることができました。

そして、同じように昔から家で野菜を作っている両親に教えてもらったのですが、タマネギは植えた苗のまわりを足でよく踏み固めます。
もっと寒くなる頃、霜で苗が浮き上がってしまうのを防ぐとのこと。
見よう見まねで思い出しながら始めた野菜作りですが、そんな作業をしていたとは全然気づかず初めて知りました。

見えないところで、いろいろ手間がかかります。
タマネギの列

DSC_0005
そして、畑のまわりにレンゲ草を少しまきました。
子供の頃、春の田んぼに必ず見たレンゲ畑も今はあまり見かけなくなってしまったので
もう一度見たいと思い、試しにまいてみたら、たくさん出てきました。
レンゲ草は冬の寒さを越えてこそ咲くのだそうです。
野菜の他にも、春に見られる楽しみがひとつ増えました。