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【名古屋会場】プレ感謝祭・第一弾!e-Schoolキャラバンレポート
e-schoolキャラバン名古屋会場
こんにちは。オーセブンでは、来年迎える創立20周年を記念して、プレ感謝祭と銘打ち、各種イベントやキャンペーンを企画しています。その第1弾として、8/26の埼玉会場を皮切りに、全国の4箇所の会場でe-schoolキャラバンを行っています。
今回のテーマは、CAD&クラウド活用セミナー。もはやネットのサービスを利用する時に、切っても切り離せなくなったクラウド。もちろん、オーセブンはいち早くその有効性に着目し、CADシステムの中に取り入れてきました。


CADと連動した素早い提案(プレゼン、積算)や業務管理は、オーセブンの得意とするところです。その最先端のツールである、e-Boarde-Putをご紹介。さらに、特別企画として、エクステリア建材メーカーのパナソニック様にご協力頂き、エクステリアライティングセミナーを開催します。

本記事では、9/4、名古屋会場の模様をレポートしたいと思います。


名古屋会場は、中村区名駅のウィンク愛知。この日は朝からしっとりと雨が降っていました。私が会場に到着した時間帯では、傘をさすか、ささないか、判断に困る程度の雨でしたので、当日現場の段取りで悩まれる工事店様もいらっしゃったのではないかと思います。
e-schoolキャラバン名古屋会場:ウィンク愛知

e-schoolキャラバン名古屋会場:ごあいさつ1
定刻にほぼおそろいいただいたお客様を前に、まずは、オーセブンスタッフよりご挨拶。この日のスケジュールをご説明します。

午前中は、クラウドを利用したプレゼン手法や業務管理といった、オーセブンの最新ツールのご紹介、午後はライティングセミナーを中心に、CAD操作やプランニングに関する講習です。
e-schoolキャラバン名古屋会場:午前の部第1部1
e-schoolキャラバン名古屋会場:午前の部第1部2
e-schoolキャラバン名古屋会場:午前の部第1部3
午前の部、第一部では、クラウドとエクステリアVRを使ったペーパーレス提案のご紹介から。オーセブンCAD上で作成したエクステリアVRを、クラウド型業務管理ツールのe-Boardにアップロード。そして、iPadやスマートフォン、プレゼン用PCなどからリアルタイムでイメージビューイング。

エクステリアVRでは、鳥瞰的にプランを見て回ったり、カメラの軌道を設定してウォークスルー的な使い方をしたり、更に日陰シミュレーションなども可能となっています。

ここでは実際に参加者の皆様がエクステリアVRのカメラ設定から作成まで体験、また、クラウドへのアップロードの様子もご覧いただきました。

今回はまだe-Boardなどお使いでないユーザー様も参加されているため、スタッフが小まめにフォローに回っています。

e-schoolキャラバン名古屋会場:午前の部第2部1
休憩を挟み、午前の部 第2部へ。まずはe-Boardをご活用してらっしゃるユーザー様へのインタビューをご覧いただきました。複数のスタッフから、いつでもどこからでも情報を共有できるクラウドスタイルは、営業スタッフや現場を多数抱える企業から、少数精鋭の専門ショップまで、幅広く対応します。

また、アンケートで「ここが便利!」とお客様からお答えいただいた機能を中心に、ご紹介していきました。仮に肝であるクラウド機能を省いたとしても、顧客や物件、スケジュール管理ツールとしての優秀さもご理解いただけたと思います。
e-Boardは、Windows用とiOS用に、無料で配布されている07Viewerというアプリから利用することが出来ます。参加されたユーザー様の中には、さっそく自前のiPadから07Viewerで確認されている方も。こうした手軽さが、人気の秘訣なんですね。

続く、クラウド型積算ツール e-Putのご紹介では、CADからの拾い出し、そして見積作成画面へ。

e-Putは、原価と必要な粗利から単価を算定したり、逆に標準単価と工事原価から粗利を出してみて調整したり、とユーザー様のやり方に合わせての積算が可能です。日頃実務に携わってるユーザーの皆様からは強い関心を持っていただけた様子。
e-schoolキャラバン名古屋会場:午前の部第2部2
e-schoolキャラバン名古屋会場:午前の部第2部3
e-schoolキャラバン名古屋会場:午前の部第2部4

e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー
さて、午後からは、特別講演となります、パナソニック株式会社エコソリューション社様による、ライティングセミナーです。講師を務めていただくのは、ライティング事業部 中部地区担当のカリスマ講師こと墨様。

お昼休みの間に、セミナーで実演するための照明器具も準備されており、なんだかワクワクしてきました。
ライティングの基本は、「つながり」。家と街、内と外、人と自然をつなげる、それが「エクステリアのあかり」。

ファサードの家と街との「つながり」で考えてみましょう。家の中、街、それぞれに灯りが点いています。それをつなげるエクステリアのあかりはとういったものなのか。昼間であれば、来訪者を出迎える門、玄関へと誘うアプローチ、そして家の顔となる玄関が、家と街をつなぎます。けれども夜はあかりがなければそれらの要素は用をなしません。
e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー:1
e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー:2
e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー:3
e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー:4
まず、玄関ポーチには必ず玄関灯が点いています。これがエクステリアプランの場合、前提条件となります。

それに対し、門灯を設定します。ここまでは、一昔前のプランでも標準でしたね。でも本当は、もう一つそれに添えるあかりも必要なんですね。ちょうど、3つのあかりが三角形になるように配置する、これがファサードでのライティングの基本です。この様子を、実演で見せていただきました。ポイントとしては、三角形の配置と言っても平面図に表される二次元上だけで無く、高低差を伴った三次元的にも三角形となるように配置すること。そして、あかりの強弱をつけること。

お話しを聞いていて思ったのですが、これは造園での樹木の配置にも共通するポイントです。和風庭園のデザインで、よく庭木を不等辺三角形に配置するといいます(生け花などでは「真・副・体」と呼んだりします)が、まさしくこれはそのあかり版。庭木の大きさや勢いはそのまま光りの強弱や配光に当てはまりそうです。
さてその光りの強弱は、カタログ上では、100形、60形、40〜60形といった表記で表されます。100形とは、100Wの電球相当の明るさということ。こちらも、実際の製品を使って実演していただきました。うむ、とてもわかりやすいです。

上からそれぞれ、100形/集光配光、60形/集光配光、50形/拡散配光の例。100形では4〜5m程度の高木を照らすことが出来ます。シンボルツリーにぴったりですね。ついどのあかりも明るくしてしまいがちなんですが、明るさと光りの広がり方のメリハリを付けることで、奥行きや空間の広がりを見せることが出来ます。

なお、パナソニック・エクステリア照明カタログにも詳しい説明がありますが、三角形の配置は、視認性、雰囲気(演出)、防犯対策の3つの機能を満たすためにも必要なんですね。

この他、アプローチの段差や、ガレージ、パティオなどで必要とされる照明の位置など、日頃プランニングでふと躓いてしまうポイントへの的確なレクチャーをいただきました。
e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー:100形
e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー:60形
e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー:40〜60形
e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー:モジュールライト
実演では、具体的な商品の紹介もありました。

門袖の構造体としてよく使われるコンクリートブロック。その規格に合わせてすっきり収まるようにサイズ設定されたモジュールライト。

立方体や直方体、細長いライン形状のもの。設置箇所や向き、求められる機能によって、拡散タイプや遮光タイプがあり、その組合せで様々なバリエーションが用意されています。
そしてこちらは、住宅用LEDのシリーズ「美ルック(みるっく)」。パナソニック独自の光のスペクトル制御技術で、本来の色味をより美しく引き立てます。

左が美ルック、右が通常のLEDダウンライト。写真でもはっきりわかりますように(もちろん加工はしてませんよ!)、左側で赤の色がより鮮明に見えています。緑も良く映えますので、植栽へのライティングにはもってこいですね。
e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー:美ルック
e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー:5
休憩時間には、女性の肌もより美しく表現されるとあって、皆さん興味津々なご様子。
e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー:6
植栽や砂利など、素材の質感表現のための設置方法など。低い位置に置くことで、デティールを浮かび上がらせることが出来ます。
e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー:7
ライティングセミナーが終わり、質問コーナーへ。参加されたユーザー様からも活発なご意見が。
e-schoolキャラバン名古屋会場:ライティングセミナー:8
終了後も、パナソニックスタッフの皆様が個別にユーザー様へお質問に答えてくださいました。
つながりという点で、お話しを聞いていて思ったのですが、昼の顔と夜の顔、時の移ろいによる変化をつなげるのも、あかりの大事な機能なんでしょうね。私自身、外構設計に20年以上携わってきてますが、今回のパナソニック様の特別講演では、これまで気が付かなかったことに、重要なポイントが隠されていたり、知ってるようで知らなかったのだと自覚できたり、多くの気づきを与えていただきました。本当にありがとうございます。


e-schoolキャラバン名古屋会場
e-schoolキャラバン名古屋会場
e-schoolキャラバン名古屋会場
午後の部 続いて第二部はオーセブンによる、ライティングのスキルアップセミナー。CAD上のプランに、パナソニック照明を設置し、設定してみましょう。

オーセブンCADでは、デフォルトでお使いいただける設定が入っていますので、そのまま夜景表現も出来るのですが、ここではeE-Painterの効果設定を更に細かく設定し、他社プランとの差別化に使えるテクニックをご紹介しています。

そして、プレゼンのスキルアップとして、バージョン10.5搭載のSPファインダー、オプションのオーセブンCADプラス搭載のSPパレットを駆使して、お手軽に手描き風イメージパースを作る方法。ご参加の皆様にも操作していただきました。

SPパレットは手軽でいて、それでいて奥深いツールです。設定一つ変えることで様々な表情を描き出すことが出来ます。今後オーセブンスタッフの思いつかなかったアイデアも、ユーザー様から出てくるかも知れませんね。
こうして、セミナーも無事に終わり、最後に中部地区担当営業の福永より、参加者へのご挨拶。

オーセブンが設立以来ずっとCADの独自エンジン開発にこだわってきたこと、結果、今回のセミナーでご覧いただいたように、クラウド活用やプレゼンテーションとも連動したシステム構築が可能となったこと、その全ては、ユーザー様のお力となるべく進められてきたことなどお話しいたしました。

セミナーの後、ユーザー様、パナソニック様、オーセブンスタッフを交えた懇親会も開かれました。同じエリアのユーザー様同士で新しいつながりをお持ちいただいたりと、パナソニック様の講演テーマではないですけれども、人と人とのつながりを実感できた、楽しい会となりました。
e-schoolキャラバン名古屋会場:ごあいさつ2
いかがでしょうか。駆け足のレポートとなってしまったために、ほんの一部しか内容をお伝えできませんでしたが、少しでもセミナー内容に魅力を感じていただけたら、幸いです。

なお、今回ご参加出来なかったユーザー様には、Web会場といたしまして、9/16から7回、ネット回線でのセミナーもご用意しておりますので、本記事をご覧になって、ご興味をお持ちいただきましたならば、是非とも参加をご検討下さい。

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