ベルギー便り【世界で一番小さい町デュルビュイベルギー南部1】
こんにちは。エクステリア・造園のプレゼン図面から、施工図面までを手掛けるオーセブンCAD設計室からのお便りです。ベルギー特集 世界で一番小さい町お届けします。
世界で一番小さい古代からの町と言われている デュルビュイ。ベルギー アルデンヌ地方にあり。
首都 ブリュッセルから 南東に100キロほど。9世紀 デュビュイ伯が築城 それ以来の町。
ウルト川が流れ 海抜500メーター 夏は涼しく フランスやオランダからも グルメを求め 多くの観光客が来る落ち着いた街です。 タウンセンターにある 広場。その広場に高架で架かる橋はブリュッセルへ繋がる。観光でなりわう街。随所に心遣いがみられます。街を 一つの庭として作り上げているようです。
街道と平行してウルト川が流れています。川沿いに 城がたっていました。
建物は大きく 2種類。 一つが 木の柱・梁にレンガで壁を作る ハーフティンバーの家。
この街の家は 1階部分が 石造りで その上にハーフティンバーで作っているようです。
この作りの家が 古さを醸し出していますね。
もう一つが 石造りの建物です。
石を積み上げて マグサと方立てを 切り石で作るやり方のようです。
これらの建物と 緑の取り合いが景観を創り出しています。季節ごとに 緑は変化して街に季節の気分を醸し出してくれるのでしょう。紅葉の時期にも 行ってみたいものです。
この街の景観を統一しているのは 何といっても 石畳です。人が歩いて つるつるになった石は 歴史とこの街の繁栄を物語っています。ディルビュイの街は 坂道が印象的でした。
雨が降っても 自然に浸透する石畳は 人にも自然にもやさしい道なのでしょう。
人どおりの多い 表通りの石畳は 大きく形もそろっていますが 路地裏にはいると 自然のままの石が敷き詰められていいました。
街のデザインで 大事なのは 床の仕上げだということを学ぶことができました。 nana