オーセブンCADコンテスト2023
学校部門受賞作品
春秋交流公園
名城大学
山口 瑞稀 様
作品コンセプト
お年寄りや子供などはもちろんのこと、犬も連れてきて一緒に遊ぶことができるスペースになるようにしました。
また、季節によって風景が変わるような公園になるようにしました。
感想と創意工夫点
公園は3つのエリアに分けました。
子供たちが遊ぶことができる遊具などが置かれたエリアと休憩スペースを多く作り、花壇を眺めながらゆったりとしてもらえるエリア、ドッグランを設置して犬が走り回れるエリア。
これらを明確に分けることでそれぞれのエリアの対象になっている人たちがぶつかることがないようにしました。
また、下を芝生にしたのは犬の走りやすさ重視や転んでも怪我をしないようにするためです。
作図では道や花壇の曲線がなかなか思い通りのものにならず大変でした。
オーセブンからのコメント
多様性が重視される時代にふさわしく、老若男女様々な趣味を持つ方の公園での楽しみ方をイメージした空間作りができているプランです。
子供の遊べる遊具エリア、東屋のあるくつろぎのエリア、ドッグランの3つのエリアで構成されていて、イチョウ並木とケヤキのシンボルツリーでのエリア分けも上手く出来ています。
公園内に区分けされた各エリアごとにテーマがはっきりしていることで、散歩する方、緑に囲まれた空間でゆったり読書する方、他愛もないおしゃべりしたりで心を休ませ過ごしている方、せわしなく走り回ったり寝転んだりボールや遊具で遊んでいる子供たちの姿などが想像できます。
また、車止め、照明、水飲み場、自販機や東屋など現実の公園計画でも必要となる設備も計画されている点、よく勉強されていることが伺えます。
審査員からのアドバイス
プレゼンシート内で鳥瞰パースが小さい点がもったいなく思います。
レイアウト内に大きく鳥瞰イメージを配置し、パース内に人物やペットなどの添景を置き、おすすめポイントの注釈を追加しても良いかもしれません。