一人目はNPO法人 Green Worksの代表を務める牧野 ふみよ氏。 NPO法人 大田・花とみどりのまちづくり、代々木ガーデニングクラブの代表を務め、自然と仲良くするガーデニングを目指して様々な活動をしている方です。 |
『コンパニオンプランツ』とは害虫を防いだり、成長をよくしたりする効果が期待できる植物の組合せのことです。 例えば、センチュウを寄せ付けないマリーゴールドをトマトやジャガイモと混植するとセンチュウの被害を低減させることができます。(万能ではありません・・・) |
『選択的除草』とは、簡単に言えば抜く草を限定して除草する方法です。 すべての雑草を抜くと手間がかかる上に、眠っていた雑草の種に日が当たり次の雑草がすぐに生えてきてしまいます。 次の雑草が生えてこないように丈の低い雑草は残し、植物を覆って日当たりをさえぎってしまうような雑草を選んで除草します。 非常に効率のいい除草方法です。 |
キアゲハ | |
土着菌入りの近所で採った土。公園や雑木林で手に入ります。 | |
オーガニック栽培したバラ | とても見事に咲いています。 | 薬を使わないので、愛犬Qちゃんにも安心☆ |
豪華なピエール・ドゥ・ロンサール | 建物壁面に咲く新雪とロココ |
講演の最後の言葉です。 ちょっと涙が出そうになりました。(;∀;) 梶浦氏のブログ「カジヴィジョン」でいろいろなガーデニング情報が見られます。 (詳しいオーガニック栽培の説明もあります。) カワイイ愛犬Qちゃんもいます♪ 遊びに行ってみてください。 |
牧野氏が実施している『選択的除草』は泉氏ご指導だそうです。 里山で除草をする際に、「すべて抜く」のは考えただけで無理そうですよね(^-^;) 背の高い、他の植物の成長を邪魔するものだけを抜けば、さほど大変ではなさそうです。 ちょっと日が当たるように助けてあげれば、あとは自分で育ってくれると言うわけです。 |
マンションのベランダで手軽にできるガーデニングは『コンテナ』を利用すると便利。 狭いながら、好きなテイストの自然を楽しむことができます。 ここでのポイントは『多種少数』 オススメは素焼きの鉢を使ったビオトープです。 |
素焼きの鉢の中に板や枝で仕切りをし、片側に砂利などを敷いてトクサやコバギボウシなどの水棲植物を植えます。 片側は睡蓮などを植えて、メダカを飼いましょう。 | こうしてベランダに置くと、砂利のある浅瀬では小鳥が水浴びをし、池にはトンボが卵を産んでヤゴが孵ったりします。 メダカがいればボーフラを食べてくれるので、蚊の心配もありません。 |
次に、「植物を寄植えする時のポイント」をご紹介します。 お庭やコンテナに植物を植えるときは多くの種類をちょっとずつ『多種少数』がオススメです。 種類が多い事で病気や虫食いなどの被害が全体に行き渡る事を防ぎます。 植えるときは、ボーダー状に並べて植えずにランダムに。 これも上記と同じ理由です。 |
「花は好きだけど、虫はちょっと・・・」 という方は、蝶が好まない花を植えれば大丈夫です! モンシロチョウはアブラナ科の植物を好み、キアゲハは柑橘系の植物を好みます。 レモンやオレンジを庭に植えるなら、蝶が来るのは我慢してあげてください。 放っておいても鳥さんが来て、幼虫さんに葉っぱが全部食べられてしまう事はありません。 蝶によって好みの花が違うそうです。 植える前に調べてみるといいですね。 |