エクステリア造園ガーデニング図面CAD設計室からのお便りです。
松本市街で見かけた ランドスケープデザインのスナップです。
◆ 美しく変身した 花いっぱい運動の街 ◆
JR松本駅前。大きな歓迎の花で作ったオブジェ。この花のボールは松本市役所にもありました。
〔拡大図〕松本市のホームページの抜粋です。
・・・・ 花いっぱい運動は、戦後まちが荒廃し人の心もすさむ中、「社会を美しく・明るく・住みよくする」ために、昭和27年4月8日、松本市の小松一三夢先生によって始められました。
以来この運動は、町会連合会はじめ多くの市民有志の共感と協力のもと、全国、世界への発展し、「花いっぱい」は今では世界の共通語ともなっています。・・・・
花いっぱい運動のページ道を渡ると銅像と花壇があった。松本市街にはガードレールが見当たらない。この銅像と花壇が ガードレールで交通量が多いところでも安心感を与えてくれるのがうれしいですね。銅像の向こうの工事中のビルはあのアネハビルで改装中だそうです。
〔拡大図〕松本の商店街も 花いっぱいです。町全体で緑や花で アピールしようと それぞれのお店が 個性を競っているようです。半世紀にわたる 経験と努力が 洗練されたディスプレイにさらに磨きをかけているようですね。
松本市役所は 花いっぱい運動をもっと進めるため 平成16年度からオープンガーデン事業を実施しています。70軒ほどのオープンガーデンの家があるようです。花いっぱい運動は 市民の中にしっかり根付き 老人会などの組織的なサポートがしっかりしているようです。
宿泊したホテルのベランダには 出番を待つ鉢物がありました。町全体で一つのことをやるということで 松本は活性化して きれいな街になるのですね。2,30年ほど前 よく松本に行くことがありました。当時の松本とは 較べようもなく 街はきれいになっていました。
夏の松本は サイトウ・キネン・フェステバル松本 で 賑わう。15年も続く夏 恒例の行事になっている。街中に 旗やペナントが祭りを盛り上げていました。
松本市は 観光都市として時間をかけて整備してきたようです。この20年で 大変きれいな街になってきました。ガードレールがないのも 一つの売りです。街がすっきりしています。信号の数も多くありません。きょろきょろしながら 歩く観光客が多いので 車を運転する地元の人は 歩行者優先が徹底しているようです。ガードレールの代わりに花のプランターが置かれています。
観光客をターゲットにするお店などは かなりこった ディスプレイをしていました。飲み屋さんも 造花で 花いっぱい運動に参加?していました。
商店街の真ん中の 公園です。かなりモダンな公園でした。花いっぱい運動の発祥の地松本市はこの20年で 実に美しい街になっていました。花を大事にする街は発展するのかもしれませんね。t-nan